「引越し料金の見積もりはどのように依頼するの?」「見積もり依頼をしたら勧誘を受けそうで不安」など、お困りではありませんか?
引越し業者を利用するなら、まず見積もりを取って料金やサービス内容を詳しく知る必要があります。見積もりを受けて荷物量を正しく申告することで、適正な料金で業者を利用することにもつながるでしょう。
本記事では、引越し業者に見積もりを依頼する方法や流れを詳しく解説します。見積もりの前の準備や、料金を節約するコツについても紹介しますので、引越し業者に連絡する前に読んでいただき納得する価格とサービスで引越しをしてください。
引越し業者から見積もりを取る方法
まず、引越し業者の見積もり方法について詳しくみてみましょう。
引越し業者が行う見積もりは一括見積もりサイトの利用、ネットや電話での見積もり、訪問見積もりの3つがあります。それぞれの内容や特徴をまとめましたのでご覧ください。
見積もりの種類 | 特徴 |
一括見積もりサイトの利用 |
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ネットや電話での見積もり |
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訪問見積もり |
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基本的には一括見積もりサイトもしくは業者のホームページなどから見積もりを依頼し、その後実際の物量を確認するために訪問見積もりが行われることが一般的です。しかし、荷物量の少ない単身者や、詳細な入力フォーム・テレビ電話の利用など、訪問による見積もりが必要ない場合もあります。また、「感染症対策などで対面での見積もりが気になる」という方は、訪問なしのリモート見積もりが利用できる業者を選んで依頼するのも選択肢でしょう。
訪問見積もりについて詳しく解説したこちらの記事もおすすめです。
![](https://news.mynavi.jp/hikkoshi/wp-content/uploads/2021/01/iStock-1174855057-160x90.jpg)
訪問なしで見積もりをしたい方はこちらの記事を参照してください。
![](https://news.mynavi.jp/hikkoshi/wp-content/uploads/2021/09/iStock-944102938-160x90.jpg)
引越し業者から見積もりを取る前にしておきたいこと
引越し業者に見積もりを依頼する前に、次のような準備を行なっておくと安心です。
- 引越し先の情報確認と希望日時の決定
- 運んでもらう荷物の選定
- 依頼するオプションの検討
- 引越し料金の予算を決めておく
各準備について以下で詳しく解説します。
引越し先の情報確認と希望日時の決定
見積もりを依頼する際、現在の住所だけでなく新居の住所も尋ねられます。スムーズに依頼できるよう、引越し先の住所は事前に確認しておきましょう。また、住所以外にも接面道路の幅はトラックの駐車が可能か、エレベーターはあるかなど環境よって料金が異なる場合もあるので、正しく把握しておくことをおすすめします。
さらに、引越し希望日時もある程度候補を挙げておくと安心です。引越し日や時間帯により料金は異なります。引越し業者のトラックや人員に空きがない場合予約が取れなかったり、料金が割高になる可能性があります。希望する日時を第3希望くらいまで決めておくと、予約が取りやすくなるでしょう。
運んでもらう荷物の選定
事前に家財を運んでもらう荷物・自分で運ぶ荷物・処分するものに分けておくことも大切です。基本的に運ぶ荷物量が多ければ多いほど引越し料金は高くなります。料金を節約したいのであれば、荷物量を少なくする努力も必要です。
また、処分するものを見積もり時に選んでおくことで、処分するまでにゆとりが生まれ、処分費用が安くなりやすいというメリットもあります。特に処分にお金がかかりやすい粗大ゴミは、自治体の粗大ゴミ回収を利用するのが最も安く済むため利用するのがおすすめです。しかし、直前の利用では回収の予約が間に合わず利用できないということもあります。
そのため見積もり時に処分するものを決めておくことで、自治体の粗大ゴミ回収やフリマアプリの利用などに時間を使うことができ、コストを抑えることにつながります。
依頼するオプションの検討
引越し業者は、荷物の運び込み以外にもさまざまなオプションサービスを提供しています。オプション利用料は引越し料金に追加する形で請求されるので、必要のないサービスまで利用してしまってはもったいないです。営業担当者によっては、見積もり時にオプションサービスを進めてくる場合もあるので、事前にどのようなオプションを依頼するか検討しておきましょう。
引越し業者で提供されている主なオプションサービスをまとめましたので参考にしてください。
- エアコンの取り外し・取り付け
- 洗濯機の取り外し・取り付け
- 食洗機の取り外し・取り付け
- テレビ・パソコンの配線
- 不用品の買取・処分
- 段ボール回収
- ピアノ・ペット・車両の輸送
- 大型家財の吊り上げ搬入
- 家財の一時保管
- ハウスクリーニング
引越し業者によって料金は異なり、中にはプラン内にサービスが含まれていて追加料金がかからないケースもあります。利用したいオプションサービスがある場合には、そうしたプランが提供されている業者を選ぶのも手です。
引越し料金の予算を決めておく
見積もりを依頼する前に引越しにかける料金の予算を決めておくことをおすすめします。予算が明確であることで、業者選びがスムーズになるだけでなく、値引き交渉がしやすいというメリットがあります。
複数社で見積もりを依頼することは大切ですが、何回も見積もりを受けて話を聞いてしまうことで「どこを選べばよいのかわからない」といった事態に陥りがちです。あらかじめ「何万円以下に抑える」と明確な予算を決めておくと、予算よりも高いところは候補から外して考えることができます。
また、引越し料金の値引き交渉を行うことは珍しいことではありません。特に複数の業者に見積もりを依頼していた場合、「〇〇社のほうが安かった」「サービスはこちらのほうがいいのでもう少し安くなれば…」のように比較して価格交渉が行われることも多いです。決めておいた予算を営業担当に伝えることで、予算に合わせた価格に近づけてくれる場合があります。
見積もりを頼む時期や費用を抑えるポイントについて解説したこちらの記事もご覧ください。
![](https://news.mynavi.jp/hikkoshi/wp-content/uploads/2021/09/iStock-1257709161-160x90.jpg)
見積もりを取る引越し業者の選び方
見積もりは1社に限らず、できれば3社以上の複数業者に依頼することをおすすめします。複数の見積もりを比較することで、自身により適した引越し業者や優良な業者を選ぶことができるためです。
しかし、むやみに業者を選んで見積もりを取ればよいというわけではありません。見積もりを依頼すれば電話やメールで対応しなければならず、訪問対応する時間も取らなければなりません。貴重な時間を無駄にしないためにも、以下のポイントを押さえて依頼する業者を厳選する必要があります。
- 引越安心マークの有無で選ぶ
- 料金やプランで選ぶ
- 評判や口コミで選ぶ
それぞれの選び方について詳しくみてみましょう。
引越安心マークの有無で選ぶ
優良な引越し業者を選ぶひとつの基準として、引越安心マークを取得しているかどうかは重要なポイントです。
引越安心マークとは、全日本トラック協会が定める引越事業者優良認定制度に基づいて認定を受けた優良な業者にのみ与えられるマークのことをいいます。取得していない引越し業者が悪徳業者であるというわけでは決してありませんが、マークを取得した業者が第三者の目で認められた業者であると考えることができるでしょう。
引越安心マークを取得している業者は、トラブル対応に長けている場合が多いです。荷物破損など、引越し業者を利用することで起こるトラブルに不安がある方は、マークを取得した業者を選ぶことをおすすめします。
料金やプランで選ぶ
料金やプランももちろん大切な基準です。ただし、単純に料金の安さだけで決めてしまうのはおすすめできません。料金自体だけでなく、予算に合うか、サービスに対して料金が適正か、気に入ったプランがあるかなど、さまざまな視点で比較しましょう。
また、比較する際には見積書を詳しく確認することが大切です。見積書は業者によって書き方が異なるため、オプション料金や追加料金が別で書かれていることもあります。利用する予定のオプションが料金に含まれているかなど、詳しく確認して比較するようにしましょう。
評判や口コミで選ぶ
引越し業者の評判や口コミをSNSなどで調べることもおすすめです。実際に利用したユーザーの声がわかるため、業者を選ぶ重要な基準になります。よい評価だけでなく、悪い評価についてもどのような内容があるか調べておきましょう。
ただし、口コミの評価を鵜呑みにしすぎないように注意が必要です。評価だけで業者を決めるのではなく、あくまで参考程度に捉えるようにしましょう。
引越し業者の選び方についてより詳しく解説したこちらの記事もご覧ください。
![](https://news.mynavi.jp/hikkoshi/wp-content/uploads/2021/09/iStock-1129528798-160x90.jpg)
引越し費用を知りたいなら、「引越し侍」の一括見積サービスがおすすめ!
![](https://news.mynavi.jp/hikkoshi/wp-content/uploads/2021/09/スクリーンショット-2021-09-16-152546.jpg)
引越しで、希望に合う引越し業者を効率よく探すなら、引越し業者の一括見積サービスが便利です。中立的な立場から、あなたの状況に合うおすすめの引越し業者を紹介し、契約までサポートしてくれます。
とくに、編集部がおすすめしたいサービスが引越し侍です。引越し侍がおすすめな理由を以下にまとめています。
- 大手から地域密着型まで全国329社から最大10社見積もり可能
- 料金だけでなくサービス内容や口コミも比較できる!
- 24時間いつでも無料で引越し業者を比較できる
- 最大10万円キャッシュバックなど特典が豊富
引越し業者から見積もりを取る流れ
では、実際に引越し業者に見積もりを依頼する流れを解説します。今回は一括見積もりサイトを利用して、訪問見積もりを受ける際の手順を例に挙げました。
- 引越しの条件・情報を入力する
- 見積もり日を調整する
- 担当者が自宅に調査に来る
- 見積もり結果の提示
各ステップをそれぞれ深掘りしましょう。
1.引越しの条件・情報を入力する
まず、一括見積もりサイトの入力フォームに従って必要事項を入力します。利用するサイトによって入力項目は異なりますが、一般的には次のような内容です。
- 引越し希望日、時間帯
- 現住所
- 引越し先住所
- 引越し人数
- 現住所・引越し先の建物タイプ、間取り、エレベーターの有無、道幅
- 運ぶ荷物の量
正確に入力できるよう、情報がわかるような書類を手元に置いて入力するとよいでしょう。情報を入力したら、見積もりを依頼する業者を選択して情報を送信します。
2.見積もり日を調整する
続いて、見積もり依頼を送信した業者からメールや電話で連絡を受けて、訪問見積もりの日程調整を行います。基本的に自身の予定に合わせて調整してもらえますが、直前すぎたり、繁忙期だったりすると思うように予約ができない場合もあります。そのため、何日か候補日を作っておくと安心です。
また訪問見積もりには30分〜1時間程度時間を要します。一日中予定を空ける必要はありませんが、ゆとりを持って対応できる日に設定したほうが正確に見積もりをしてもらえるでしょう。複数社に見積もりを依頼し、時間が被りそうな場合には事前に「○時から約束がある」と伝えておくことをおすすめします。
3.担当者が自宅に調査に来る
約束した日時になったら、引越し業者の営業担当者が自宅に来るので対応しましょう。訪問見積もりは次のような流れで行われます。
- 名刺交換など挨拶
- 各部屋を見て荷物量の確認
- 希望内容のヒアリング
- 引越し業者の特徴などの説明
- 見積書の作成
荷物量を把握するため各部屋を案内しますが、見せたくない部屋がある場合には無理に案内する必要はありません。ただし、置いてある家財や荷物量をメモしておくなどして荷物量を正しく伝えましょう。
4.見積もり結果の提示
各部屋の荷物量がわかったら、営業担当者がその場で見積書を作成します。担当者が小型のプリンターを持っていて、その場で印刷して渡してくれる場合が多いです。時間がない場合や、担当者がいないところでじっくり判断したいという場合には、メールや電話、郵送での提示を求めることもできます。
依頼した各社の見積もり結果が揃ったら、金額やサービス内容、担当者の対応などで総合的に判断して業者を決定しましょう。結果が出揃う前に「今決めてくれたら安くします」などと営業される場合もありますが、「他の会社も見て判断したい」と断っても問題はありません。納得した業者と契約を結ぶようにしましょう。
引越し業者の見積書を比較するときのポイント
見積書が出揃ったら次の4つの要素で比較し、契約する引越し業者を選びましょう。
- 引越し料金
- トラックのサイズや台数
- サービスやオプションの内容
- 保証内容
これらを比較することで、自身の希望に適した引越し業者を選ぶことができます。
引越し料金
料金を比較する際は、総金額と併せて必ず内訳も確認するようにしましょう。どのようなサービスにお金がかかっているかを見比べることで、業者が重視しているポイントなど料金設定の理由を理解することができます。他の業者と比べて極端に高い業者があった場合、内訳を見ることで何に追加料金がかかっているのか判断することができます。
例えば、冷蔵庫の吊り上げ費用が入って高かった場合には、他の業者の見積書に吊り上げ費用が含まれているか確認が必要です。吊り上げ作業をするか否かは作業の質の問題ではなく、家財の大きさや新居の環境によって決まります。つまり、見積もりに吊り上げ作業費が含まれていない業者でも、当日搬入できず別途で料金がかかる可能性があるのです。
また、料金を比較することは、自身の引越し料金の相場を知ることにもつながります。「この量でこの程度の金額」という指標ができるため、次の引越しの機会にも活かすことができるでしょう。
引越し料金の相場や内訳について詳しく解説したこちらの記事もおすすめです。
![](https://news.mynavi.jp/hikkoshi/wp-content/uploads/2021/06/iStock-1207748615-160x90.jpg)
トラックのサイズや台数
引越し業者によって所有数が異なるため、当日用意されるトラックのサイズや台数も業者によって異なる場合があります。それによって料金も上下するため、確認しておくとよいでしょう。ただし、トラックが大きければよい・多ければよいというわけではありません。荷物の量に対して適当な車が用意されることが大切です。
また、接面する道路の幅や交通量によってもトラックの種類は変わります。交通量の多い場所で引越しトラックを置いたまま作業していると、交通が滞りトラブルのもとです。トラブルを避けるためにあえて小さなトラック2台を近くのコインパーキングにとめて作業をする場合もあります。見積もりの際にトラックの選択理由を聞いておくと安心です。
同時にスタッフの人数にも注意しましょう。作業員が少ないほうが人件費が安く料金も抑えられる傾向にありますが、その分作業の進みが遅く引越しに時間がかかる場合があります。メリット・デメリットともに考慮して慎重に選びましょう。
サービスやオプションの内容
基本料金に関しては業者によっても大きな差はありませんが、サービスの内容や選べるオプションサービスについては個性があるためぜひ比較してほしいポイントです。
例えば、梱包資材は各社がオリジナリティを出していることが多いです。段ボールの大きさから無料提供される数に注目してみてみましょう。また、業者によってはハンガーのまま衣類を運べるハンガーラックや、靴をそのまま入れられるシューズボックスなど、レンタルの資材を提供している場合もあります。
ただし、サービスが充実しているほどよい業者というわけではありません。荷造りや荷ほどきをする時間が十分にあるなら、梱包サービスやレンタル資材の提供がない分料金が安い業者を選んだほうがメリットが大きい場合があります。つまり、自身がどのようなサービスを引越しに求めるかによって、適したサービス内容を選択することが大切です。
保証内容
万が一に備え、保証内容についても比較しておくと安心です。
一般的に、引越し業者は運送業者貨物賠償責任保険に加入しています。この保険では、運送中の荷物の破損や傷についての賠償を補償されます。引越し業者が加入しているようであれば、ある程度の損害については保証があると考えてよいでしょう。
ただし、運送業者貨物賠償責任保険には適用の範囲があり、引越し会社に過失のないもらい事故や盗難などでは保証してもらえない場合があります。その部分を保証するため、引越荷物運送保険という保険に加入する利用者もいます。業者によっては引越しプランの中にこの保険の料金が含まれている場合もあり、より安心感の高いサービスといえるでしょう。
引越し料金を安くするためのコツ
最後に、引越し料金を安く見積もってもらうためのコツをご紹介します。
- さまざまなタイプの業者に目を向ける
- 複数の引越し業者から見積もりを取る
- 引越しの時期と時間帯をずらす
- 新居に運ぶ荷物を見直す
- 混載便など通常便と違うタイプを選ぶ
- オプションを減らす
以上の6つのポイントを押さえ、引越しを少しでも安く済ませましょう。
さまざまなタイプの業者に目を向ける
提供するサービスが豊富で知名度の高い大手業者ばかりに目が行きがちですが、中小の地域密着型の引越し業者のほうが安く利用できる場合も多いです。見積もりは大手だけに限定するのではなく、さまざまなタイプの業者に行うことをおすすめします。
また、引越し業者によって、提供しているサービスやターゲット層は異なります。単身者がファミリー層向けの業者を利用すると割高になってしまうこともあるでしょう。反対に、単身者だからといって単身パックを利用しようと思っても、一般的な人よりも荷物が多く追加料金がかかるようなこともあります。「こういうプランがお得」と決め付けず、多様な業者に見積もりを依頼しましょう。
複数の引越し業者から見積もりを取る
引越しの見積もりは複数の業者に依頼して行いましょう。複数の見積もりを比較することで、料金相場を知ることができる・優良な会社を選びやすい・値段交渉がしやすいといったメリットがあります。
できれば3社以上の見積書を比較できると、よりよい業者を選ぶことができます。ただし、見積もりを依頼した業者全てと連絡を取り合わなければならないので、普段の生活や引越しまでの予定などを考慮して、十分に対応できる無理のない範囲で依頼しましょう。
複数の引越し業者に見積もりを依頼したいからといっても、自身で1社ずつ連絡するのは大変です。一括見積もりサイトを利用して、効率的に依頼することもおすすめします。
引越しの時期と時間帯をずらす
引越し日によっても料金は大きく異なるため、節約したいのであれば時期も見直す必要があります。
引越しの繁忙期といわれる2月から4月は業界全体で料金が高く設定されています。新学期や新年度に向けて引越しをする人が多くなるためです。繁忙期は通常期に比べて2倍近い料金になる場合もあるので、料金のことを考えるなら5月から1月の間に引越しをするほうがよいでしょう。
また、通常期であっても土日・祝日は予約が取りにくく、料金も割高で設定されていることが多いです。可能であれば平日に引越したほうが節約になります。
引越しの時間帯も料金に大きく影響します。日中は料金が高くなることが多く、午後からの便や夜間の引越しは比較的安く利用できることが多いです。特にこだわりがなければ、時間フリーのプランを利用しても節約になるでしょう。
新居に運ぶ荷物を見直す
運ぶ荷物が少なければ料金は抑えられます。「処分する時間がないからとりあえず持っていく」というケースもよくありますが、料金を抑えたいのであれば、ぜひ事前に荷物を整理しておくほうがおすすめです。
ただし、見積もりの段階で処分する荷物を決めておかなければ料金は安くなりません。見積もりの時よりも荷物が減っていたとしても、当日その分差し引いて計算するということはないため注意しましょう。見積もりまでに処分しておく必要はありませんが、見積もり時に処分する旨を伝えておく必要があります。
また、引越し業者によっては、引越し当日に処分する荷物を回収してくれる場合もあります。料金はかかりますが、粗大ゴミ回収を依頼したり、業者を呼んだりする必要がないため手間がかかりません。ただし、リサイクル法で回収できない家財もあるため注意しましょう。
混載便など通常便と違うタイプを選ぶ
引越しと聞いてイメージするのは、トラック1台を貸し切った引越しでしょう。しかし、主に単身者などの荷物が少ない方向けの混載便や帰り便、単身パックといったタイプの引越し方法を選択するのも手です。
料金が控えめな引越しのタイプと特徴を以下にまとめました。
タイプ | 特徴 |
混載便 |
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帰り便 |
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単身パック |
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宅配便 |
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このようにさまざまな可能性を視野に入れて引越しを考えることで、コストカットにつながる可能性があります。
オプションを減らす
オプションサービスは別業者を介さなくてよいため便利である反面、料金が高くなるというデメリットがあります。梱包や荷ほどきなど、自分でできることは自分でするほうが節約になるでしょう。
また、ハウスクリーニングや不用品回収などのオプションサービスは、専門業者に直接頼んだほうが安くなる場合も多いです。しかし、反対に引越し業者が独自のルートで契約し、通常よりも安く依頼できる場合もあります。料金を節約したいのであれば、事前に専門業者でも見積もりを取り、オプションサービスの料金と比較するのも手です。
まとめ
引越し業者の見積もりは、一括見積もりサイトの利用・ネットや電話での見積もり・訪問見積もりの3つに分けることができます。どの方法であっても、依頼する引越し業者は1社に限らず複数社で行うほうがおすすめです。複数社で見積もりを出してもらうことは、より自身に適した業者を選ぶことができるといったメリットにつながります。
そして、見積もり結果が出揃ったら、料金の内訳やサービス内容など細かく比較して契約する業者をじっくり選びましょう。
引越し業者についてさらに詳しく知りたい方は、おすすめの引越し業者をランキング形式でまとめたこちらの記事もご覧ください。
![](https://news.mynavi.jp/hikkoshi/wp-content/uploads/2021/03/iStock-1169433289-1-160x90.jpg)
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