起動したアプリを切り替える「Alt」+「Tab」キーはWindows 11でも有効だが、Microsoft Edgeと組み合わせ使用する場合、1つ注意しなければならない。それは切り替え候補にMicrosoft Edgeのタブが加わる点だ。
下図は複数のWebページを開き、エクスプローラーやMicrosoft Storeも起動してから「Alt」+「Tab」キーを押した状態だが、各Webページが上部に並んでいることが確認できるだろう。
「Alt」キーを押しながら「Tab」キーを押せば順に、「Alt」キーを押しながら「Shift」+「Tab」キーを押せば逆順でカーソルが移動するのは以前とWindowsと同じである。
だが、大量のタブを並べるクセがある方は移動する手間が増えてしまう。この動作は「設定」で変更可能だ。
「AltキーとTabキー」の既定は「開いているウィンドウとMicrosoft Edgeで最近開いた5つのタブ」のため、タスク切り替え画面にMicrosoft Edgeのタブが並んでいた。
下図は「ウィンドウのみを開く」に変更した状態。Microsoft Edgeのサムネイルは1つに制限された。
筆者はアプリを素早く切り替えられることを優先したいため、「ウィンドウのみを開く」を推奨するが、Microsoft Edgeのタブを切り替える「Ctrl」+「Tab」キーを押すのが煩雑だと感じる場合は、「開いているウィンドウとMicrosoft Edgeのすべてのタブ」を選択するとよい。