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スタートメニューの左端に並ぶフォルダアイコンは、ユーザーが自由に取捨選択できる。しかし、OneDriveなどオンラインストレージが標準になりつつある現状を踏まえると、ローカルストレージを指す「ドキュメント」フォルダなどは非表示にしてもいい存在だ。

不要な「ドキュメント」や「ピクチャ」はオフに

Windows 10 バージョン1809のスタートメニューをしげしげと眺めていると、ふっと使っていないフォルダアイコンの存在に気づいた。改めて述べるまでもなく、スタートメニューの左端には各フォルダをワンステップで呼び出すアイコンが並んでいる。

各フォルダの取捨選択は「設定」から可能だ。Windows 10の初期バージョンでカスタマイズ済みのはずだったが、いつのまにか初期状態に戻っていたことに気づかなかった。

  • スタートメニューの左端に並ぶフォルダ群。ユーザーアイコン以降は「ドキュメント」「ピクチャ」「設定」「電源」。なお、電源は非表示にできない

  • 各フォルダをクリック/タップすれば、該当するフォルダが開く

ローカルストレージに各種ドキュメントファイルや画像ファイルを保存することはまだ一般的かもしれないが、Windows 10ユーザーであればOneDriveへ保存する人も増えてきたのではないだろうか。各ファイルをOneDriveなどに保存した方が、複数のデバイスから操作しやすくなるからだ。PCやスマホを併用している場合、ローカルストレージにデータを蓄積するメリットは少ない。

そう考えると、スタートメニューの左端に並ぶフォルダアイコンは無用の長物ともいえる。不要ならば、これらのアイコンは以下の手順で非表示にすることが可能だ。

  • 検索ボックスに「スタート」と入力し、「スタート設定」をクリック/タップする

  • 「スタートに表示するフォルダを選ぶ」をクリック/タップする

  • 「ドキュメント」および「ピクチャ」のスイッチをオフに切り替える

筆者は「設定」以外のフォルダアイコン非表示化を推奨したいが、人によってフォルダの要不要は異なるため、”必要最小限”を念頭に整理することをおすすめする。

阿久津良和(Cactus)