「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。
まずはトラブルシューティングツールを活用
一般ユーザーの日常だと、Windows 10上でJavaアプリケーションを使用する機会は減っている。Javaはセキュリティリスクにもなり得るため、アンインストールしたユーザーも多いのではないだろうか。だが、アンインストール後に、コントロールパネル上の「Java」がそのまま残ることがある。
これはJavaのアンインストーラーに問題があり、レジストリエントリが何らの理由で残ってしまうからだ。このような現象に出くわした場合は、以下の方法を試してみよう。
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「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「https://support.microsoft.com/en-in/help/17588/fix-problems-that-block-programs-from-being-installed-or-removed」と入力して「OK」ボタンをクリック/タップ
一連の操作はアンインストール情報を格納している、「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Uninstall」キー内の情報を参考に、アンインストールを実行する仕組みだ。
レジストリを手動で削除--それでもダメなら公式ツールを
ただし、一覧にJavaの名前が現れない場合は、レジストリエディターによる手動操作が必要となる。
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「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Uninstall」キーの各サブキーを開き、文字列値「DisplayName」のデータが「Java~」であることを確認。その後、該当するキーを右クリック/長押し→「削除」と選択して、確認をうながすメッセージが表示されたら「はい」ボタンをクリック/タップする
上記のレジストリ操作は、アンインストール情報を削除しているだけだ。まずはJavaをアンインストールし、%Program Files%¥Javaフォルダーを削除してからの対処法として活用してほしい。なお、公式のJavaアンインストーラーも合わせて活用することをおすすめする。
阿久津良和(Cactus)