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コマンドラインで「-private」を追加
WebブラウザーのMicrosoft Edgeは、Web閲覧の終了時に、Cookieや履歴、一時ファイルなどの情報を破棄するInPrivateセッションを用意している。
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InPrivateセッションを開くには、「…」→「新しいInPrivateウィンドウ」と順にクリック/タップ。新しくMicrosoft Edgeウィンドウが開き、ウィンドウ左上にはInPrivateセッションを示すアイコンが加わる。あとは普通にWebページを表示する
IE(Internet Explorer)はもちろん、Google ChromeやMozilla Firefoxも同様の機能を備えているが、個人情報の漏えいを防ぐという観点から、常にInPrivateセッションを使いたいというユーザーもいるはずだ。
Microsoft Edgeも、IEと同じ方法でInPrivateセッションを既定として起動できる。コマンドラインオプションとして「-private」を付与すればよい。
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ウィザードのテキストボックスに「%windir%\System32\cmd.exe /c start shell:AppsFolder¥Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe!MicrosoftEdge -private」と入力して、「次へ」ボタンをクリック/タップ
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「実行時の大きさ」のドロップダウンリウトから「最小化」を選び、「アイコンの変更」ボタンをクリック/タップ。テキストボックスに「%SystemRoot%¥SystemApps¥Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe¥MicrosoftEdge.exe」と入力して「Enter」キーを押す。Microsoft Edgeのアイコンを選択して、「OK」→「OK」と順にボタンをクリック/タップ
後はショートカットファイルからMicrosoft Edgeを起動すれば、InPrivateセッションをそのまま利用できる。
ただし、この状態では最初にピン留めされたMicrosoft Edgeに並んでしまう。InPrivateブラウズを常に使う場合は、Microsoft Edgeのピン留めを一度外してから、今回作成したショートカットファイルをドラッグ&ドロップでピン留めすればよい。
阿久津良和(Cactus)