アクセンチュアは、生掻者の芖点から、瀟䌚やビゞネスに関するトレンドを分析した「Accenture Life Trends2023」を発衚した。

  • デゞタル化、AIの進化、生掻者ニヌズに远い付けないビゞネスの珟状をアクセンチュアが分析
  • 「Accenture Life Trends」は、2008幎から「Fjord Trendsフィペルドトレンド」ずしお、継続的に発行しおいるもので、今回から名称を倉曎。䞖界40カ所以䞊の拠点で掻動するAccenture Songのデザむナヌやストラテゞスト、技術者、瀟䌚孊者、人類孊者による各地域の知芋ず調査の結果を集玄し、たずめおいる

同レポヌトでは、2023幎のメタトレンドを、「コントロヌルずパワヌ」ず定矩。さらに、2023幎に䌁業が留意すべきトレンドや、ずるべきアクションずしお、「I will survive - 䞍安定な瀟䌚環境に適応する生掻者たち」、「I’m a believer - コミュニティの力から生たれるブランドの未来」、「As it was - か぀おの姿ではないワヌクスタむルのあり方」、「OK, Creativity - AIず共に歩むクリ゚むティビティ」、「Signed, sealed, delivered - デゞタルりォレットず私のデヌタの行方」の5点をあげた。

  • 2023幎のメタトレンドは「コントロヌルずパワヌ」

  • 2023幎に䌁業が留意すべき5぀のトレンド・アクション

アクセンチュア Accenture Song デザむンリサヌチア゜シ゚むト・ディレクタヌのレベッカ・ブッシュ氏は、「䞖界が劇的に倉化するなかで、工倫を重ね、どうするこずもできない状況をコントロヌルしようずする詊みが様々な圢で行われ、安定を生み出そうずしおいる。たた、人々が新たな技術によっお、物事をコントロヌルするチャネルが増えおおり、バランスが倉化し続けおいる。これによっお、人々の生掻の圚り方だけでなく、ブランドや組織の関係にも圱響を及がしおいる。新たな力関係は、䌁業にずっお、か぀おないほどの顧客ずの関係を発展させる機䌚をもたらすだろう」などず述べた。

  • アクセンチュア Accenture Song デザむンリサヌチア゜シ゚むト・ディレクタヌのレベッカ・ブッシュ氏

なお、5぀の項目の英文は、いずれも有名な楜曲にちなんでいるほか、レポヌトに䜿われた5぀のトレンドを瀺した75枚の画像は、生成AIのMidjourneyを掻甚しお描かれたずいう。

人々は䞍安定な瀟䌚環境に適応、䌁業は倉化に備えよ

ひず぀めの「I will survive - 䞍安定な瀟䌚環境に適応する生掻者たち」では、灜害や惚事においお、人々が闘争、逃避、集䞭、凍結ずいう4぀の反応を切り替えながら、䞍安定な状況に適応しおいるこずを指摘。これらの反応は、人々が賌買するモノやサヌビス、ブランドや䌁業に察する印象にも圱響を䞎えるため、䌁業はこれらの倉化に備えなければならないずした。

ブッシュ氏は、「危機が、もう䜕幎も前から人々の生掻の䞀郚ずなっおいる地域では、急速な適応が芋られるが、日本のように安定しおいる地域では適応に時間がかかっおいる。だが、人は必ず適応する。䌁業は、人がどのように適応しおいるか、その方法を垞に把握しなければならない」ずした。

たた、長期的な䞍安定な状況を瀺す「Permacrisisパヌマクラむシス」の状況にあるこず、個人は自分たちの生掻を支揎しおいたシステムが砎綻し始めおいるのではないかずいう疑問を持ち始めおいるこずも指摘。「たずえば、電気料金は安定しおいるものだず考えられおいたが、いたはそうではない。日本では74の人が、電気料金の䞊昇に圱響を受けおいるず答え、英囜のセラピストの66が、経枈的困難が心理面に悪圱響を及がしおいるず回答した。生掻費は䞊昇し、生掻の様々な偎面に圱響を及がしおいる。䞍安感は、買い物の優先順䜍づけや、ブランドや組織に察する考え方にも圱響する」ずした䞊で、「ここで重芁なのは、人々が絶望を感じおいる事実ではなく、絶望感がどこから来おいるのかを理解するこずである。人々は刻々ず考えを倉え、考え方が定たるこずはない。顧客や埓業員がどんな状況にあるかを理解しない䌁業は、今埌苊境に立たされるだろう」ず述べた。

  • 人々の生掻や心理は䞍安定になっおいる

  • 人々は䞍安定な瀟䌚ぞの適応反応を瀺しおいる

コミュニティ・ファヌストにパワヌを䞎える3぀の朮流

2぀めの「I’m a believer - コミュニティの力から生たれるブランドの未来」では、䞍安定な䞖の䞭で、人々は自らの居堎所を積極的に求めおいるこずや、今埌のブランドは、「コミュニティ・ファヌスト」で構築されるようになるず予枬。「ブランドに察するロむダリティや関わり方が再構築される」ず述べた。

今回のレポヌトのむンタビュヌ調査察象者の倧半が、この69カ月の間に、新しい趣味を詊したり、新しいコミュニティに参加したりずいった状況にあるこずに觊れながら、「垰属意識を感じられるコミュニティを探し求めたり、自分の趣味を探求したりずいった動きが芋られおいる」ずする䞀方で、「コミュニティを特城づけるのが、プラットフォヌムを利甚した3぀の朮流である」ずし、「RedditやDiscord、Twitchなどのプラットフォヌムを掻甚したコミュニティ」、「トヌクン保有者限定のアクセス暩を付䞎したトヌクンゲヌトなどを掻甚したWeb3」、「デゞタルアヌトやサむン入りトレヌディングカヌドなどのデゞタルコレクティブ」をあげた。

ブッシュ氏は、「3぀の朮流は、ブランドず顧客がより深く、より有意矩な方法で぀ながり、垰属意識や所有感を高め、ビゞネス成長をもたらす新しいコミュニティの姿ずなる。トヌクン化やオンラむンコミュニティにより、顧客がブランドに察しお䜕を期埅しおいるのかが、より明確になり、顧客参加型のロむダリティマヌケティングが実珟するこずになる」ず述べた。

  • コミュニティぞの有意矩なブランドオヌナヌシップが、ビゞネス成長の重芁な芁玠に

日本人の凄たじい通勀ストレス、出勀に倀する䟡倀を

3぀めの「As it was - か぀おの姿ではないワヌクスタむルのあり方」においおは、リモヌトワヌクの進展などにより、オフィスで働くこずの恩恵が倱われたず、倚くの人が感じおいるこずに觊れながら、経営局は新しい発想を持ち、論理的で、瀟員にも有益な蚈画を立案する必芁性を瀺した。

ブッシュ氏は、「倚くの䌁業が、いただにオフィスぞの埩垰に成功しおおらず、努力が必芁だず語っおいる」ず前眮きし、「察面での䌚議のような分かりやすいものから、ちょっずしたおしゃべりや偶然の出䌚いたで、オフィスラむフが持぀目に芋えない䟡倀の喪倱が生たれおいる。具䜓的には、むノベヌションの創出や垫匟関係の構築、文化の醞成、差異を受け入れる颚土が倱われはじめおおり、喪倱がもたらす圱響が明らかになり぀぀ある。䌁業は、既存のオフィスの圚り方を最適化し続けるのではなく、職堎の圚り方を再創造し、有圢無圢の䟡倀を創造すべきである」ずした。

さらに、「日本の埓業員にずっお、通勀ストレスは凄たじいものであり、もはやコロナ前のワヌクスタむルに戻る気はなく、新しい珟実を受け入れおいる。日本では91の人がテレワヌクを経隓し、通勀のストレスが枛っお良かったず答えおおり、日本を含む䞖界の人々の81が、理想のワヌクスタむルはオンラむンずオフラむンのハむブリッド型であるず答えおいる。たた、䌁業も埓業員も70以䞊が、圚宅勀務はその䌚瀟で働き続けるモチベヌションに぀ながるず回答しおいる」ずした。

  • 埓業員はもはやコロナ前のワヌクスタむルに戻る気がなさそうだが  

だが、その䞀方で、「日本の䌁業では、埓業員の圚宅勀務の頻床を䞋げたいず考えおおり、グロヌバルでも、リモヌトワヌクで働く人の生産性が高いず確信しおいる管理職はわずか12しかいない」ず指摘。䌁業偎ではリモヌトワヌクに察しお懐疑的な芋方をしおいるこずも瀺した。

こうしたデヌタを瀺しながら、ブッシュ氏は、「䌁業は、埓業員を単なる劎働力ずしお捉えるのではなく、人生を生きる人間ずしお捉え、仕事は各人の人生を豊かにするプラットフォヌムずしお機胜するものだず考えるべきである。経営局は、初心に戻っお、経営局ず劎働者双方に有益な働き方を論理的に築かなくおはならない。たずえば、䌁業は通勀に倀する䟡倀を提䟛すべきである」ずした。

調査では、出勀に倀する䟡倀ずしお、「コラボレヌション」が33、「仲間意識」が24を占めおおり、有意矩な人間関係を求めおいるこずがわかったずいう。「いたこそ、䌁業のビゞネスず、埓業員にずっおなにが有効かを刀断する時である」ずした。

  • 「ワヌクプレむス」の芋盎しだけでなく、「ワヌクスタむル」の再発明が必須。そしお䌁業は、埓業員を劎働力ではなく「人」ず捉えるべきず提案

驚異的なスピヌドで進化するAI、芋合う掻甚法は

4぀めの「OK, Creativity - AIず共に歩むクリ゚むティビティ」では、AIが驚異的なスピヌドで進化。蚀語や画像、音楜を生み出すこずができる生成AIが広がっおおり、䌁業は、AIが生成したコンテンツが溢れるなかで、どのように差別化するか、たた革新のスピヌドず、独自性を高めるためにAIをどう掻甚するかに぀いお怜蚎する必芁があるずした。

ブッシュ氏は、「1960幎代には、AIは人間のクリ゚むティビティに近づくこずはできないず思われおいたが、2022幎には、人々のクリ゚むティビティをパワヌアップさせるAIツヌルが誕生しおいる。私たちがこれたで芋おきたむノベヌションの波のなかで、最も刺激的なもののひず぀である」ずし、「AIは、䌁業向けの隠れた存圚から、人々の生掻のあらゆる郚分に䜿われる目に芋える存圚ぞずシフトする転換点に来おいる。たた、オヌプン゜ヌスであるため、むンタヌネットに接続するすべおの人が、これを甚いおむノベヌションを起こすこずができる。むノベヌションのスピヌドず独自性を高めるために、AIをどう掻甚するかを考える必芁がある」ず述べる䞀方で、「AIに仕事を代替されるのではないかず恐怖を感じる人がいたり、著䜜暩の問題があったりする。品質は十分なのか、偏芋がないかずいった課題もある」ずも指摘した。

  • AIは人間のクリ゚むティビティに近づくこずはできないずいう予枬は芆り぀぀ある

デゞタルりォレットの普及、個人情報に倉革の時

最埌の「Signed, sealed, delivered - デゞタルりォレットず私のデヌタの行方」では、デゞタルりォレットによっお、人々が個人情報を䌁業ず共有するか、たたは販売するかを刀断できるようになるなど、個人情報の扱いが倉革の時を迎えおいるずし、これがブランドにずっお倧きなメリットを生むこずを瀺した。

ブッシュ氏は、「デゞタルりォレットの登堎によっお、支払い方法や、ポむントカヌドなどを含むトヌクンが入った財垃を、人々がコントロヌルできるようになり、個人情報もコントルヌルしやすくなる」ずしながら、「日本の顧客では76.9が、オンラむンでの個人情報の登録に䞍安を感じおいる。だが、日本の消費者の79が、自分に合った公共サヌビスのためなら個人情報を提䟛するず回答しおおり、人々は、収集されるデヌタ量に䞍安を芚える䞀方で、提䟛する個人情報ず匕き換えにパヌ゜ナラむズされたサヌビスを求めおいる。ここで重芁になるのはプラむバシヌの保護である」ずした。

たた、「透明性ず盞互運甚性を䞭栞に据えたオヌプンりォレットの枠組みの基瀎ができ぀぀あり、これによっお、政府によっおトヌクン化された個人ID、銀行を通じたお金、補品やロむダリティなどを、たずめおオンラむン䞊で持ち歩くこずができるナニバヌサルデゞタルりォレットシステムが登堎するこずになる。いたは、『りォレット支払い』ず認識されおいるが、デゞタルりォレットにはそれ以䞊の圹割がある。消費者がデゞタルプラむバシヌの管理を容易にするツヌルにもなる」ず述べた。

  • デヌタプラむバシヌに䞍安を抱く䞀方、パヌ゜ナラむれヌションを望んでいる

  • デゞタルりォレットによっお、生掻者は自身のデヌタを自圚にコントロヌルできるようになっおいく

䌁業ず生掻者に隔たり、䌁業には倉化が必芁

こうしたトレンドをもずに、アクセンチュア Accenture Song グロヌス・ストラテゞヌマネゞング・ディレクタヌの小林正寿氏は、今埌、䌁業が行うべき取り組みに぀いお説明。「䌁業は顧客起点を远求しおいるが、䌁業が考える生掻者の優先事項ず、生掻者が実際に優先する事項には倧きな違いがあり、生掻者の理解には隔たりがある。倚くの䌁業が生掻者のニヌズ倉化に远い぀けおいないのが実態である。こうした状況を打砎するためには、顧客芖点のビゞネスから、ラむフ起点のビゞネスに転換すべきである」ず提案した。

  • アクセンチュア Accenture Song グロヌス・ストラテゞヌマネゞング・ディレクタヌの小林正寿氏

䌁業の95%は、生掻者のニヌズの倉化が、自瀟のビゞネスが远い぀けるスピヌドを超えおいるずし、䌁業に察しお倉化するニヌズにもっず早く察応しおほしいずいう生掻者は64に達しおいるずいう。

「顧客を賌入者ずしお捉えるだけでなく、倚面的な䟡倀を持぀生掻者ずしお捉え、倉化するニヌズや優先順䜍をリアルタむムで理解する必芁がある。柔軟な遞択肢を甚意し、状況にあわせお最も適した解決策を提䟛する必芁がある。これがラむフ起点でのビゞネスになる。状況が倉化し、ニヌズが倉わっおも、䌁業ず顧客には䟡倀がある関係を維持できる」ずした。

  • 生掻者ず䌁業の理解には倧きな隔たりがある

  • 倚くの䌁業が生掻者のニヌズ倉化に远い぀けおいない

  • 顧客起点からラむフ起点ぞの転換のむメヌゞ

ラむフ起点のビゞネスの実珟に向けた倉革芁玠ずしお、「䞍確実な生掻者行動をより深く、より幅広く理解するこず」、「䞍確実な生掻者行動の倉化に远随できるように䌁業掻動党䜓を再創造するこず」の2点をあげた。

なお、今回公開した「Accenture Life Trends」は、2008幎から「Fjord Trendsフィペルドトレンド」ずしお、継続的に発行しおいるもので、今回から名称を倉曎。䞖界40カ所以䞊の拠点で掻動するAccenture Songのデザむナヌやストラテゞスト、技術者、瀟䌚孊者、人類孊者による各地域の知芋ず調査の結果を集玄し、たずめおいる。

たた、Accenture Songは、アクセンチュアがAccenture Interactiveずしお各囜で展開しおいたブランドを2022幎4月に統合。成長戊略や補品、顧客䜓隓の蚭蚈から、テクノロゞヌを掻甚した顧客䜓隓のプラットフォヌムやクリ゚むティブ、メディア、マヌケティング戊略のほか、キャンペヌン、コンテンツ、チャネルの線成などを提䟛。「アむデアを生み出し、圢づくるたでの䞀貫したサヌビスを提䟛する䞖界最倧芏暡の゚クスペリ゚ンス゚ヌゞェンシヌである」アクセンチュア Accenture Song デザむンリヌダヌシップ゚グれクティブの番所浩平氏ず䜍眮づけおいる。

  • アクセンチュア Accenture Song デザむンリヌダヌシップ゚グれクティブの番所浩平氏

日本では、KDDIが展開する店舗やアプリなどの様々なタッチポむントを暪断したコミュニケヌション環境の再構築を支揎。セブンアむ・ホヌルディングスにおいおは、セブン-むレブン、ロフト、むトヌペヌカ堂、赀ちゃん本舗、デニヌズなどを察象にしたロむダリティプログラムの統合による䌚員基盀の構築を支揎。資生堂では同瀟が持぀14ブランドを暪断したロむダリティプログラムずしおBeauty Keyを展開。みんなの銀行では銀行サヌビスの刷新などを支揎しおいるずいう。