男女双方の「つもり」が食い違うのが飲み屋
キャバクラやクラブなどではお客様が何を買ったつもりでその料金を支払ったか、そして私たちが何を売ったつもりでその料金を受けとっているのかが非常にあいまいです。
だって、料金表には「ドンペリたったの2本じゃあなたとはお付き合いできません」なんて書いてありませんので。
ところが、ヤバいおじさんというのは自分が愛して尽くした女は、その想いに報いて当然だ、と思い込んでいる。ましてや、相手はバカで哀れな畜生同然の(と、おじさんが思っている)飲み屋の女です。
こうして「思い通りにできる女」をお金で買ったつもりでいたおじさんは、思い通りにならない彼女に癇癪をおこします。
思い通りにならない女は不良品同然。お買い物に失敗したと割り切ってポイ、と捨てるならまだよしですが、東京・新宿のタワーマンションの敷地内で2024年5月、元ガールズバー店経営者の女性・Aさん(当時25歳)が、配送業の和久井学被告(52)に刃物で刺され、殺害された事件はまだ記憶に生々しいですね。
おじさんが思い通りにならない女に執着する理由
例えば、パチンコ店のお客が負けを回収しようとして「1,000円、いやあと1万円突っ込めば勝てるに違いない」と、ムキになってお金をドブに捨て続けているのと似ていて、“頂かれ”おじさんにとっては、思い通りにならない女だって「いつか回収しなくちゃいけない負け」であるわけです。だから執着するのも当然なんです。
それは愛じゃなくて、ただの執着です。
今ここで退けば、これまでのドンペリもタワーも、人生をかけたウン千万円も回収できないまま。だから退けないんです。
本当は結婚したいわけでも、愛されたいわけでもないんです。負けを取り戻したいだけ。
ご利用は計画的に
今回は、「1セット4,000円の安キャバで出禁になる暴走中年の正体」について解説しました。
安心してバカにできるバカな女をお金で買ったつもりでいたのに、そいつが全然言うことを聞かない、となると当然パニックですよね。「騙された」「こんなの詐欺だ」となるわけです。
未成年ならまだ同情の余地がありますが、成人して久しい男性がご自身の意志で買ったものを、後になって「騙された」なんて言い出すのはちょっと滑稽。そうなる前におじさんを「出禁」扱いにしているお店は、むしろ良心的なんです。
いずれにせよ、ご利用は計画的に。


