与えたものに対するお返しを求めてはいけない
クリスマスシーズンになると、必ずと言っていいほど耳にするWham!のラストクリスマスですが、母がよく「気持ち悪い」と言っていた理由が、最近では少しわかるような気がしています。
「去年のクリスマスはボクは君に心を捧げたのに 君は次の日にはそれを手放してしまったんだ」そんなことを恨みがましく歌われても困りますよね。こちらとしてはフッた男性のことなんてキレイさっぱり忘れて、1年に1回どころかこの先ずっと思い出さないくらいなのに。冷蔵庫のドアポケットで石化して見つかるニンニクより影が薄いです。
与えたものの対価なんて求めてはいけません。心を捧げたのにあっさりフラれてしまったのだとしたら、それはSATCのサマンサ風に言えば「力と力の交換が成り立たなかった」から。高価なプレゼントをもってしても、彼女の魅力にあなたの魅力が及ばなかっただけです。
入籍をお祝いしてくださったお客様
私事で恐縮なのですが、26歳の頃に入籍しまして、その後離婚するまでの6年間はのんびり主婦をしながら、時々、大阪・北新地の古巣でお小遣い稼ぎをしていました。当然、お客様には結婚したことをお伝えしていましたが、心から祝福してくださる男性がほとんどでした。中には「頑張ってね」とご祝儀をくださった男性も。
おそらくですが、お客様の多くにとって私は恋愛対象ではなく、孫や娘、生意気な妹、といった立ち位置だったのだと思います。
家族の入籍は誰にとっても喜ばしいことですよね。より親密な関係だからこそ、そこには嫉妬や「裏切られた!」などのネガティブな気持ちが一切なかったように感じました。彼らとは現在も交流が続いています。
お金の力は無限大
今回のテーマは「お金持ちの恋愛観」でした。若い女の子との恋愛は「お買い物」と割り切ってしまう方がスッキリします。SATCのサマンサ風に言うと「力と力の交換が成り立つ関係」を築くことが正解です。
「私にはお金しかありませんので……」と、よく冗談めかしておっしゃるお客様がいらっしゃいますが、その様子がとってもチャーミングで笑っちゃいます。お金を稼ぐって夢がありますよね。
今年は散々だった方も、今年も大儲けできた方も、来年はより良い1年にしましょう。
皆さんはどうしてお金が欲しいですか?ふむふむ…モテたいから。それも良いでしょう。しかし、お金があれば大切な人をより幸せにしてあげることができます。例えば、海外旅行に行ったり、学校に通わせてあげたり、お店を開業させてあげたりなどなどです。
お金の力は無限大です。来年もたくさん稼ぎましょう。それでは皆様、よいお年をお迎えください。