iOS 18.4のアップデートにより、iPhoneでApple Intelligenceの一部機能が利用できるようになりました（＊）。Apple Intelligenceは、メールやメモ、カメラといった、日頃から使い慣れたアプリに組み込まれ、いつもの使い勝手をサポートしてくれることが特徴です。
今回は、カメラのようでちょっと違う、捉えたものをすぐに調べらる「ビジュアルインテリジェンス」機能をご紹介します。
＊対応モデル
iPhone 16シリーズ、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max
「ビジュアルインテリジェンス」機能とは？
ビジュアルインテリジェンスとは、iPhoneのカメラで捉えた被写体について、Apple Intelligenceが持つ情報、またはChatGPTやGoogle画像検索で調べた結果を返してくれる機能です。
例えば、目の前にある店の営業時間やWebサイトを調べたり、草花や動物を調べたり、ポスターの内容からカレンダーにイベントを追加したりできます。ただし、これは英語版のみです。
現在のところ、日本語で使用できるのは、テキストの翻訳や読み上げ、またChatGPTへの質問やGoogle画像検索の結果を表示させることです。
「カメラコントロール」からビジュアルインテリジェンスを開く方法
ビジュアルインテリジェンスを開くには、本体側面にある「カメラコントロール」ボタンを長押しします。
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カメラコントロールボタンを長押し。ビジュアルインテリジェンスが開きます
ビジュアルインテリジェンスは、ホーム画面に配置される「アプリ」ではありません。しかし、コントロールセンターやロック画面に「機能」としてアイコンを配置することができます。カメラコントロールがないアイフォンでは、ここから開くことができます。
コントロールセンターからビジュアルインテリジェンスを開く方法
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コントロールセンターを開き、余白を長押し。この画面になったら下部の［コントロールを追加］をタップします。メニューから［ビジュアルインテリジェンス］のアイコンをタップ
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コントロールセンターに配置されました。余白をタップすれば完了です。次回からは、コントロールセンターを開き、アイコンをタップするとビジュアルインテリジェンスが開きます
ホーム画面からビジュアルインテリジェンスを開く方法
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ホーム画面を長押しし、［カスタマイズ］をタップ。ロック画面をタップ
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画面下部の左右にあるアイコン（どちらでも）の［ー］をタップして削除。［＋］をタップして、メニューから［ビジュアルインテリジェンス］をタップ
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［完了］をタップして元の画面に戻ります。ホーム画面下部にビジュアルインテリジェンスのアイコンが配置されました。長押しすると、ビジュアルインテリジェンスが開きます
ビジュアルインテリジェンスの使い方
ビジュアルインテリジェンスが開いたら、調べたいものにカメラを向け、シャッターボタンをタップします。捉えた被写体によって、翻訳したり画像検索したりできます。
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ビジュアルインテリジェンスを開き、英語の文章に向けてシャッターボタンをタップ。［翻訳］ボタンをタップすると、翻訳が表示されました
シャッターボタンの横にある［質問］をタップすると、ChatGPTに質問できます。また［検索］をタップすると、Google画像検索の結果が表示されます。
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［質問］をタップするとChatGPTが回答。［検索］をタップすると画像検索結果が表示されます
OSとApple Intelligenceを英語にすると、できることが増える
iOSとApple Intelligenceの言語を「英語」に切り替えると、動植物の検索やポスターの読み取りが可能です。店舗の情報は使用できませんでした。
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ビジュアルインテリジェンスを開き、植物に向けると品種を表示。タップすると詳細な情報へのリンクが表示されます
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ビジュアルインテリジェンスを開き、ポスターに向けて情報が認識されると、イベント新規作成が提案されます。タップするとカレンダーのイベント追加ページが開き、ポスター上の情報が自動的に入力されます。ただし、日本語の情報は認識されないので、入力する必要があります
