iOS10では「メッセージ」アプリにいろいろな新機能が追加されました。写真を送ろうとするとカメラボタン以外に見慣れないボタンが出てくるようになりましたが、これもそのひとつ。押してみると、なんだか謎の黒い画面が……これって何するもの?

ハートに指を添えたデザインのボタンは「デジタルタッチ」機能

「マジで?!」の代わりに送ってみては

カメラボタンの横にあるのは「デジタルタッチ」機能のボタンです。デジタルタッチはもともとApple Watchに搭載されていたもので、文字を使わずちょっとした線画や動きのあるマークのようなものを送ってコミュニケーションできるという機能です。Apple Watch同士でしか使えなかったのですが、それがiPhoneにも逆輸入されたというわけです。では、実際に使ってみましょう。

メッセージ作成画面でデジタルタッチボタンをタップ

ない場合は文字入力欄の横にある「>」をタップすると出てきます

黒い部分が入力欄です。ここをタップすることで、6種類の動くマークを送ることができます

指一本でなぞる:線を描く(スケッチ)
指一本でタップ:シャボン玉がはじけるようなマーク
指一本で長押し:燃える火の玉のようなマーク
指二本でタップ:キスマーク
指二本で長押し:ハートがドキドキするマーク
指二本で下へ引き下げ:ハートが割れるマーク

スケッチは左側のカラーパレットから描画色を変更できます

ムービーボタンをタップすると、写真や動画にデジタルタッチやスケッチを重ねて描くことも

デジタルタッチでマークを送ると、受け取った人にはこのように見えます。また、受け取ったデジタルタッチをタップすると、大きな画面でもう一度再生できます。

デジタルタッチの使い方

もちろん、Apple Watchでも使用できます。

Apple Watchでもデジタルタッチの受信・送信ができます

なお、iOS10ではないiPhoneやその他のスマートフォンでは、動きのない黒背景の画像として表示されるので、ご注意ください。