従来の携帯電話とiPhoneとの決定的な違いは、画面に触れて操作すること、多彩なアプリがあること、そして"iOSのアップデート"で機能が進化することです。

iOSとは、iPhoneがiPhoneであるための基盤となるプログラムのこと。人間でいえば自己認識や自律神経といった知覚や身体制御、あるいは読み書き等の基礎知識のようなものです。従来の携帯電話は一度読み込ませた基礎は基本的にそのままでしたが、iPhoneはそれを逐次新しいものに上書きしていける仕組みになっています。新しいものに上書きする作業を「アップデートする」と言います。

アップデートは機器や情報の安全性に関わる場合もあるので、なるべく早めに最新版にすることをお勧めします。今回のアップデートでは、アプリの起動や反応性などの機能改善、新しい絵文字の追加や、電話会社の高音質通話サービスに対応などの変更が加えられます。

iOSをアップデートしよう

では、実際に手順を追ってアップデートしてみましょう。iPhone以外の機器は必要ありませんが、Wi-Fiに接続した状態にしておきましょう。

左上にWi-Fiのマークが表示されていればOK

ホーム画面から「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開きます

「ダウンロードとインストール」をタップ

利用規約、利用条件に「同意する」をタップ

自動的にダウンロードが始まります(しばらく放置でOK)

インストールを開始します(または、数秒で自動的に開始)

インストールが終わるとiPhoneが再起動します。いくつかの項目を設定すれば完了です。

ホームボタンを押してこの画面が表示されたらスライド

パスコードを設定してある場合は入力し、Apple IDのパスワードを入力

この他、Wi-Fi設定、パスコードの設定、iCloud フォトライブラリの設定、Touch IDの設定画面が表示される場合があります(すでに設定済みの場合は表示されません)。不要な場合は「今はしない」で次へ進むことができます。

これでアップデートが完了しました!

ホーム画面から「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開き、現在の状態を確認できます