Webページを読んでいて、資料として保存しておきたいページや、後でじっくり読みたい長い記事があった場合、どうしていますか? こんな時に便利なのが、クラウド上に記事を保存できる「Evernote」や「Pocket」といったサービスです(※サービスについての説明はこの記事の最後に)。iOS 8では、SafariからこれらのサービスにWebページを直接保存できるようになりました。

シェアメニューの選択肢を増設

まずは、EvernoteやPocketなどのアプリをダウンロードし、起動・ログインしてiPhone上から使えるようにします。次に、Safariからこれらのアプリに情報を送信できるよう設定します。

アプリをダウンロードし、ログインしておきます(ここではPocketを利用)

次にSafariを起動し、下部にあるシェアボタンをタップ

メニューから「その他」をタップ

使いたいサービスをオンにして「完了」をタップ

これでシェアメニューに送信先のサービスが新しく追加されました。では、実際にSafariからこのサービスへ情報を送信してみましょう。

保存したいページでシェアボタンをタップし、送信先のサービスを選択

IDとパスワードを求められた場合には入力(初回のみ)

これで保存が完了!

サービスによってはコメントやタグの入力が可能です

保存されたページはアプリからいつでも読むことができます

シェアメニューは並び順のカスタマイズが可能です。よく使うサービスを左側に寄せておくと使い勝手が良くなります。

シェアメニューで「その他」を選択

サービス名の右端にある三本線部分を押さえてドラッグ&ドロップで入れ替え

上→下の並びが、シェアメニューでは左→右の順で並びます

EvernoteとPocketについて

Evernote

Evernote『Evernote

Evernoteは、オンライン上にある「メモ帳+ファイルボックス」のようなサービスです。オンライン上にテキストメモを保存するだけでなく、写真・音声・各種ドキュメントといったファイルをアップロードし、ノートブック(フォルダのようなもの)やタグで分類・整理して保管できます。毎月新しくアップロードできる量には制限がありますが、全体の保存容量は無制限なことが特徴です。

Pocket

Read It Later, Inc『Pocket

Pocketは後で読みたい記事や長い記事を手軽に保存しておけるスクラップブックのようなサービスです。Webページから広告や装飾を取り除いて文字だけを表示したり、複数ページに渡る長い記事を1ページにまとめるなど、読みたい記事を読みやすい形でまとめ読みできるサービスです。

この他、『はてなブックマーク』、『mixi』、『Pinterest』、『Tumblr』などもシェアメニューへの追加に対応しています。