テレビ朝日が7月13日から8月25日のあいだ開催している「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION(テレ朝夏祭り)」。eスポーツブランドの「RAGE」は、このテレ朝夏祭りにブースを出展しています。

ブースでは、週替わりで『モンスターストライク』『ブロスタ』『PUBGモバイル』『シャドウバース』『TEPPEN』などのモバイルタイトルを体験できるようになっており、週に1度のペースで「スペシャルイベント」も開催しています。8月3日には、『PUBGモバイル』のスペシャルイベント「ドン勝祭り」が開催されました。今回は、このドン勝祭りに潜入してみたいと思います。

  • ドン勝祭り

ドン勝祭りは、特設ステージで行われた『PUBGモバイル』のソロ大会です。事前エントリー制で、参加者には「ドン勝法被(はっぴ)」をプレゼントするという大盤振る舞い。さらに、プロ選手や『PUBGモバイル』をこよなく愛するGACKTさん、インパルスの板倉俊之さん、声優の上原あかりさんも参加していました。

  • 『PUBGモバイル』イベントに選手として出場したGACKTさん

  • 禁断の吉本興業ネタをふんだんに盛り込んでいた板倉俊之さんと、確かな腕を見せつけた声優の上原あかりさん

  • SCARZ WhiteやDeToNatorなど、プロ選手も招待枠で出場しました

GACKTさんといえば、3月17日に幕張メッセで開催された「RAGE 2019 SPRING」の『PUBGモバイル』部門にも参加していた本格的なプレイヤーです。板倉俊之さんや上原あかりさんも、自分のYouTubeチャンネルで動画配信するほどの『PUBGモバイル』ファン。どちらもイベントを盛り上げるゲストというよりは、大会に参加する選手としての雰囲気がありました。

イベントは入れ替え制で2試合。バトルロイヤルを最後まで生き残る「ドン勝プレイヤー」や、「最多キルプレイヤー」には賞品が贈られます。さらに、会場から飛び入り参加できる3試合目も実施され、大いに盛り上がりました。

ソロ戦では周りのプレイヤーすべてが敵になるため、トッププレイヤーでも勝ち抜けることはなかなか難しいもの。なのでソロ戦は、2人チームの「デュオ」や、4人チームの「クアッド」以上に、プロ以外のプレイヤーにも勝機があるのです。

実際、飛び入り参加のエキシビションを含めた3試合の中では、プロ選手以外のプレイヤーがドン勝を獲得していました。とはいえ、やはりプロ選手は最後の10人まで残っていることが多く、そのあたりの安定感はさすがプロといったところでしょう。

1試合目の見どころは、同じ家屋に入ったGACKTさんと参加者の1対1の銃撃戦。建物の1階という不利な位置にいたGACKTさんでしたが、相手の所有武器を把握するとともに、足音で居場所を確認してから、ショットガンで一気に倒すという見事なプレイが飛び出します。これには実況・解説陣も感嘆の声を上げました。

2試合目は、開始早々に、GACKTさんと上原あかりさんが同じ家屋に入ってしまい、激しい撃ち合いが勃発。そして、上原あかりさんがその撃ち合いを制します。GACKTさんは対戦相手を把握していませんでしたが、あとから相手が上原あかりさんだったと聞き、驚きを隠せない様子でした。

  • 真剣なまなざしで試合に向かうGACKTさん

  • 優勝者には「金のレベル3ヘルメット」と「PUBGのバッグ」が贈られました

会場では、特設ステージの観客席にゲスト選手を除く97人のプレイヤーが後ろ向きに座り、倒されたら配布された法被を脱ぐシステム。誰が生き残っているかすぐに分かるので、各プレイヤーの戦況がわからない観戦客も楽しめている様子でした。

イベントの途中、司会を務めたOooDa氏から観客に対して「PUBGモバイルをプレイしたことがある人」「RAGEのイベントをみたことがある人」がどのくらいいるか質問していました。すると、ほとんどの人がプレイ経験者かつRAGEの視聴者だったのです。普段ゲームを遊んでいる人や配信を視聴している人のうち、一定数はオフラインイベントにも興味を持っていると証明できたのではないでしょうか。もちろん、RAGEを見たことがなく、PUBG未経験者でも、ほとんどが最後までイベントを楽しんでいました。

テレ朝夏祭りのRAGEブースは、8月18日まで開催しています。11日からは、8月8日に日本でリリースされたばかりのリアルタイムカードゲーム『TEPPEN』を体験できるので、興味のある人は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

  • 法被を着ているのはまだ生き残っている選手。倒されてしまった選手は、ステージの大型ディスプレイで試合の経過を確認していました

  • 柵の外側は観戦スペース。炎天下のなかでしたが、多くの人が試合に夢中になっていました