7月13日、14日に『モンスターストライク』のリアルイベント「DREAMDAZEII」が「LaLa arena TOKYO-BAY」で開催されました。

  • モンスト「DREAMDAZEII」

    「DREAMDAZEII」の会場になった南船橋にある「LaLa arena TOKYO-BAY」。開場前から待機列ができていました

「DREAMDAZE」は、2年前まで開催されてきたMIXIのライブエンターテインメントイベント「XFLAG PARK」を継承するイベントで、昨年から名称が変更されました。観戦型のステージイベントから参加型のブースイベント、出演者とのグリーティングや会場でしか手に入らない限定グッズ販売、オリジナルコラボメニューのフードなど、『モンスト』だらけの内容です。

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    豪華な出演者と演出のオープニングで開幕した「DREAMDAZEII」

メインステージでは、10時から21時までひっきりなしにステージイベントを展開。『モンスト』のイベントではお馴染みの芸能人やストリーマー、プレイヤーなどが一堂に会し、身体を張ったり、『モンスト』対決したりと、終始賑やかです。

さらに、オーケストラによる『モンスト』楽曲の演奏の「MONSTER STRIKE ORCHESTRA」や『モンスト』のスピンオフタイトルであるリズムゲームの『モンソニ!』に登場するバンドグループがライブをする「モンソニ!LIVE ROCK FES」、『モンスト』の最新情報が発表される「モンストニュース」など、豊富なコンテンツで来場者を楽しませていました。

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    ストリーマーや芸能人がステージでさまざまなアトラクションやゲームに挑戦します

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    『モンソニ!』のキャラクターが生演奏する「モンソニ!LIVE ROCK FES」

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    荘厳なる演奏で『モンスト』楽曲を楽しめる「MONSTER STRIKE ORCHESTRA」

ホワイエでは、「ストライカー制覇力テスト」として、「天魔―ハンマー」「未開のバウンダー」「禁忌の体前屈」の3つのアトラクションを用意。「DREAMDAZEII」出演者や中の人と写真撮影を楽しめる「Meet & Greet!」、『モンスト』キャラと撮影できる「フェスティバトルフォトブース」も人気でした。

もちろん、会場限定アイテムのグッズやコラボメニュー満載のフードエリアも人気で、どこも長蛇の列ができていました。

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    「ストライカー制覇力テスト」のひとつである「禁忌の体前屈」

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    同じく「ストライカー制覇力テスト」の「未開のバウンダー」

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    同じく「ストライカー制覇力テスト」の「天魔―ハンマー」

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    記念撮影ができる「フェスティバトルフォトブース」

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    「DREAMDAZEII」の出演者と撮影ができる「Meet & Greet!」

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    イベント限定グッズが目白押しだった物販コーナー

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    彩色前ながら展示してあった「新生・堕天の王 ルシファー」のフィギュア。税込15万円と高価ですが、クオリティの高さに値段も納得です

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    コラボフードも充実。終焉のルー・ロー・ハンを購入してみました。スーベニアとしてオリジナルスプーンが付いていました

そんな企画盛りだくさんな「DREAMDAZEII」ですが、筆者が特に注目していたのが、「モンストグランプリ2024」。2015年から実施されており、今年は10年目となる記念大会です(2020年はコロナ禍により中止のため、9回目の開催)。全国3都市とニコニコ超会議2024で行われた予選大会を勝ち抜いた8チームが集結し、日本一の座を争います。

ニコニコ超会議で行われた超会議予選では、「ストイックα」と「EBELLION」が、中部予選大会では「弾けた泡」、「LaViXia・改」が、関東予選では「きまぐれクリティカル」と「AMiiiiDA」が、関西予選大会では「クルセイダーズ」と「Banquet!!!!」が予選突破し、決勝大会に進出を決めています。今回は北海道東北予選、九州予選がなかったので、そのエリアに在住している人が参加しにくい予選大会でしたが、それでも多くの選手、チームが参加しています。

今回、決勝大会に進出したチームは、いつも以上にバラエティに富んでおり、常連組や初出場組、復帰組などさまざまです。なかでも注目は「REBELLION」。リーダーを務めるなべ。選手は高校生です。昨年のグランプリから高校生の参加が認められるようになり、初の高校生ファイナリストとして出場します。優勝はもちろん、『モンスト』初の高校生プロゲーマーが誕生するかも注目です。

また、日本eスポーツ連合(JeSU)公認のプロライセンスが発行される以前からモンストグランプリに参加している古参プレイヤーで、プロライセンスを取得していない選手もいるため、その選手が8年越しにライセンスを取得できるかも気になります。

Day1でタイムアタックRoundと決勝トーナメント1回戦を、Day2で決勝トーナメントの準決勝と決勝戦を実施しました。タイムアタックRoundで順位が上位のチームはキャラクターピックの先攻後攻選択権が与えられ、より有利の形で試合に臨めます。大会によっては先攻を取り、特定のキャラクターを獲得することで勝率が飛躍的にアップすることもあるほど大事です。

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    タイムアタックRoundの上位のチームが、対戦時にピック選択権を手にします

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    今回のタイムアタックRoundの結果。「きまぐれクリティカル」は2位に4秒以上の差を付け、堂々の1位を獲得しました。「AMiiiiDA」は苦しい展開です

今回のモンストグランプリもベスト4以上になることで、プロライセンス取得の権利を得られます。つまり、プロライセンスを持っていない人は、Day1の1回戦は優勝と同じくらい勝ちたい試合と言えそうです。特に、今年はプロ選手がフルメンバーとなっているチームが少ないので、まずは1回戦突破を目標としているところが多いのではないでしょうか。

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    プロライセンス未所持の選手しかいないチーム同士の対戦となった「ストイックα」対「Banquet!!!!」。両チームにとって、初戦は決勝戦並の重要度です

その気概があってか、1回戦の結果は大番狂わせの連続でした。初戦の「ストイックα」対「Banquet!!!!」戦はタイムアタックRound2位である「ストイックα」が順当に勝ちましたが、それ以降の3戦はすべてタイムアタックRoundの下位チームが勝利。特にタイムアタックRound3位の「クルセイダーズ」、1位の「きまぐれクリティカル」は、安定感の高さとピック権の所持で盤石とみられていただけに驚きの結果です。

この結果により、「ストイックα」から4人、「弾けた泡」から2人、「AMiiiiDA」から3人、「REBELLION」から4人、計13人のプロ選手が誕生しました。これまでのグランプリでは、既存のプロチームがプロライセンス非保持チームの壁として立ちはだかっていたので狭き門でしたが、今回はプロライセンスが登場した2018年に次ぐ多さのプロ選手誕生です。

そして「REBELLION」のなべ。選手が権利を取得したことで、『モンスト』初の高校生プロゲーマーが誕生しました。そして、4チームともグランプリ優勝経験がないため、どのチームが勝っても初優勝です。

Day2は準決勝からスタート。唯一、“順当勝ち”している「ストイックα」は、3戦目までもつれ込まれますが、しっかりと勝ちきり決勝戦へコマを進めます。「AMiiiiDA」はタイムアタックRound最下位のハンデを持ちながらも、新進気鋭の「REBELLION」をストレートで下し、「ストイックα」が待つ決勝戦進出を決めました。

「ストイックα」は初の決勝進出となりますが、STレイリ選手は2016年、あらき選手、わっくん選手は2018年からと、メンバーの多くは古くからグランプリに参加している選手ばかり。よし選手は2016年の当日予選以来8年ぶりの決勝トーナメントの進出です。これまで結果に恵まれていませんでしたが、キャリアと実力の高さはプロ選手と比べても遜色がありません。

「AMiiiiDA」はリーダーのKEVIN選手が2018年に「アラブルズ」として決勝戦に進出して以来の決勝戦進出です。虹花/ななか選手はプロツアーで「アラブルズ」の一員として参加し、優勝も経験するなどほぼプロ選手と言える実績を残した選手です。あと1回勝てばプロライセンス取得というところまで何度もきて、それがかなわず、今回、ようやくライセンスを手にしました。そしてその勢いそのままに優勝を目指します。

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    準決勝まではピックをバックヤードで行ってきましたが、決勝戦は客前で行われました。キャラをピックするごとに歓声が沸きます

1試合目はお互いに一歩も譲らない展開。ノーミスでクリアした「AMiiiiDA」がわずかな差で勝利します。2試合目は途中に「AMiiiiDA」のミスが出て、「ストイックα」が有利に立ちます。しかし、ボスを削りきれば勝利というところで、「ストイックα」に痛恨のミスが発生。ほぼボスの体力を削れずに時間が過ぎてしまいます。その間に「AMiiiiDA」はボスを倒すアタッカーの順番となり、ストライクショットでボスを一気に倒しきり、逆転で勝利を収めました。これで「AMiiiiDA」が優勝です。

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    念願のグランプリ優勝を果たした「AMiiiiDA」

大会終了後、「AMiiiiDA」に優勝の感想を聞いたので、そちらも紹介します。

――優勝おめでとうございます。優勝の感想をお聞かせください。

KEVIN選手:(決勝戦まで進出したモンストグランプリ2018から)6年、まあ、大会がなかった年もありますが、6年間取り組んできて実を結ぶことはあまりないので、やっていてよかったなと思えた日でした。人生に1回あるかないかの景色を見られました。6年間ずっと応援してくれていた人たちがたくさんいるので、その人たちに一番いい結果を届けられて本当にうれしいです。

Koshi選手:この6年間、大会に出場した人の中で自分が一番負けている気がしていて、地方予選でバトルラウンドにも進めず、20分で帰るような感じの6年間でした。とりあえず優勝できて、めちゃくちゃうれしかったです。

個人的には、家族への負担が大きくて、ずっと応援してくれていた祖父母が去年から病気になって、いろいろなことを忘れるようになってきちゃったんですよね。今、ギリギリ僕のことがわかるくらいなんですけど、今年勝てなかったらちょっと厳しいなって思っていました。なので、絶対に勝ちたくて、さっき電話で優勝報告したんですけど、2人とも喜んでくれて、それがうれしかったです。

のく選手:自分自身は『モンスト』以外ではまったく輝けないタイプの人間で、『モンスト』にかける気持ちでやってきました。『モンスト』をやってきたおかげで、いろいろな人と仲良くなることもできたので、『モンスト』がなければ、もっとひどい人生だったと思います。これだけ熱中して、結果を求めて全力を出せたのもほかにはなく、楽しい経験をさせてもらいました。たかがゲームと言われてきましたけど、そのゲームのおかげで人生が好転したと思っています。なので、本当に心の底からうれしいです。

虹花/ななか選手:2018年にKEVIN選手率いる「アラブルズ」が準優勝してプロになったのをみて、自分もその舞台にいつか立ってみたいと思っていたので、それが達成できたのはうれしいですね。

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――今回、すでにライセンスを取得しているKEVIN選手以外の3選手は、プロライセンスの取得権利を得たわけですが、そちらの感想はいかがでしょうか。

Koshi選手:自分は、プロという枠組みにそれほど深い思い入れはなくて、この大会で優勝したい気持ちのほうが大きかったんです。なので、グランプリ以外でも非公式大会とかeスポーツフェストとかプロライセンスの取得できる可能性がある大会にはほとんど出ておらず、グランプリだけに絞っていました。

グランプリは、2019年にタイムアタックRoundで9位になって敗退してしまったんですけど、子どもみたく泣きじゃくってしまって、なんとかキララEL選手やKuM4選手にあやしてもらいました(笑)。そのときに、プロ選手に対して憧れというか、こういう人たちみたいになりたいって思ったんです。プロ自体には思い入れはありませんでしたが、プロ選手には憧れがあり、プロになれたことはうれしく思っています。

のく選手:先ほども言いましたが、ほかの場所ではうだつの上がらない人間なので、人生が本当につまらなかった中学生くらいの時期に『モンスト』の大会の動画を観て、そこに出ている選手はすごいなって思ったんです。なので、自分自身がこのゲームに救われたと思っているので、プロ選手となった今、積極的に『モンスト』が楽しいよ、勝つとうれしいよと伝えていきたいですね。

虹花/ななか選手:プロライセンスは僕にとって、呪いみたいなところがありました。最初に出場したジュニアグランプリの予選の決勝で対戦して負けた相手が「きまぐれクリティカル」のらせつ選手。2019年の中部予選で初めてグランプリに出たときに負けた相手が「どんどんススムンガ」でした。22年は「AWA」、23年は「ミラノ風カルボナーラ」と、自分よりうまい選手がプロになるんだなっていうのを見せつけられてきたんです。

プロになる機会をプロやプロになる人たちに阻まれてきて、でも、自分はプロツアーで優勝した経験もある。なのにライセンスがないのは何が違うんだろうってずっと思っていました。なので、今回、プロライセンスが取得できたのはすごくうれしいです。プロになったからには、競技シーンや『モンスト』界隈の発展に寄与できればと思っています。

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――「AMiiiiDA」はコンスタントにファイナリストになる強さを持つチームとしての印象がありますが、それと同時に決勝トーナメントでやらかしてしまうイメージもあります。今回は、タイムアタックRoundがそのやらかしだったわけですが、その点はどうでしたか。

Koshi選手:その点はまさにおっしゃる通りですね(笑)。今回の最大のやらかしは、タイムアタックRoundです。またこれかって思いました。8位スタートになって、すべての対戦でピック選択権がなくなったわけですけど、昨年の環境のように一強キャラをピックしたほうが完全に有利じゃなかったので、後攻になっても五分のパーティーを作る自信はありました。トーナメントの進み方もなんか自分たちがやりたいタイミングでやりたい相手とやれている感がちょっとあって、逆に追い風が吹いている雰囲気があったくらいです。

――1回戦に勝って、準決勝以降は翌日の対戦となり、対戦相手も絞れた状態だったので、その間、後攻ピックの対策をとったのでしょうか。

KEVIN選手:若干調整を入れた感じですね。Day1で見られた相手チームのパーティー編成を想定して、いろいろなパターンを考えて、パワーバランスをとっていきました。

個人的な話としては、去年の大会では打ち出しを早くしてしまう癖があったんです。今回はそれを抑えて、絶対にここでいけるところまで指を離さないようにしていました。それもあって、ミスが少なかったですね。

――今回の大会はベテランチームもいましたが、若手、もしくは大きな大会ではあまり活躍していなかったチームや選手が多かったと思います。その状況で「AMiiiiDA」の経験値が発揮されたように感じましたが、いかがでしょうか。

のく選手:その点はあったと思います。準決勝の「REBELLION」戦ですが、1試合終わったあと、「REBELLION」のメンバーの顔を見たら、めちゃくちゃキツそうな顔をしていたんですよね。僕自身は結構緊張するタイプなんですけど、大会に限っては緊張しなくて、決めれば勝てるだろう、この中で自分が一番うまいと思って出ているんですよ。その根拠となるだけの準備もしてきましたし、これまでの経験もありますので。なので、1試合落としたあとの切り替えとかはできるんですけど、経験が足りないと負けたまま崩れやすくなるんだと思います。

KEVIN選手:経験値の話をすると、Day1とDay2で戦った相手チームの中に必ず戦ったことがある選手がいて、得意な相手というわけではないですが、相手が何をやりがちとかそういう傾向はわかります。その点はアドバンテージみたいなものはあったかもしれません。

Koshi選手:僕はベスト8に入ったチームの人と交流はあまりないので、よく分からないのですが、ほかのメンバーは「あ、今日、あの選手ミスりそう」とか言うんですよね。で、実際にミスっていて、すごいと思います。

KEVIN選手:まあ、ミスする人を当てられるわけではないですけど、なんか顔色悪いよね、みたいにコンディションを感じられるんです。1回戦目の「クルセイダーズ」戦の2戦目の木のステージで、「クルセイダーズ」は誰もカウントダウンしていなかったんですよ。これはもう、すごく追い込まれているんだなって思って。じゃあ、なおさら落ち着いていこうって思いました。

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――モンストグランプリは連覇がないんですけど、来年は「AMiiiiDA」のみがその挑戦権を得ているわけですが、それも踏まえて今後の抱負や目標をお聞かせください。

KEVIN選手:連覇自体にはそんなに興味ないですが、出る大会には優勝したいと思っています。個人的には、もっと大会をおもしろくしたい立場でいたいですね。連覇をすることが盛り上がりにつながるのであれば、狙っていきます。

Koshi選手:そうですね、ずっと何回も挑戦してこられた理由が悔しさなんですよね。結果が出なくてそれを糧にがんばってきたので。優勝した次の年のモチベーションが未経験のため、ちょっとわからないですね。気持ち的には連覇したいです。

のく選手:優勝しているチームはたくさんあるけど、連覇しているチームは確かにないんですよね。「クルセイダーズ」も「壁ドンズ」できなかったんで挑戦したい気持ちはあります。

虹花/ななか選手:連覇するって言っちゃったんですよね(笑)。まあ、それで出場するチームが増えればいいかなって。『モンスト』が好きなので、この4人でのチームでなくても、みんな出ると思いますけど、来年にならないとわからないですね。そもそも来年は大会がないかもしれないですし、それぞれ仕事ももっていますし、状況次第です。モンストグランプリが始まると3カ月はほかのことが何もできなくなるんですよ。普通に『モンスト』したいなって思うこともあります。

――最後にファンへのコメントをお願いします。

KEVIN選手:「アラブルズ」の時代から応援してくれる人が本当に多くて、いっぱいメッセージをくれたので、感慨深いものがあります。時間かかっちゃいましたけど、最高の結果をお届けできてよかったです。僕は日本一『モンスト』がうまいと思って大会に出たんで、それも達成でき、本当にうれしいです。応援ありがとうございました。

Koshi選手:会場に来るまで実感が沸かなかったんですけど、ステージに立って、こんなにたくさんの人に観られていて、ペンライトやライトボードで応援してくれる、本当にすごい大会なんだと実感できた2日間でした。LINEとかにメッセージもたくさん送ってくれた友達や家族のために、1秒でも長く、1戦でも多く勝とうという気持ちになったんで、すごく感謝しています。

のく選手:応援してくださった人たちに感謝を伝えたいですね。何度も言いますが、僕は一般社会ではひどいんですよ。いろいろ迷惑かけて、ずっとうまくいかなくて、嫌なこともいっぱいあったんですけど、今日はちょっとかっこいいところを見させられたかなって思います。なんと言っても日本一ですからね。自慢ができることができたので、本当に今まで支えてくれた人にありがとうございますと言いたいです。

虹花/ななか選手:まずは応援ありがとうございます。今回は8位スタートだし、昨年は初戦敗退だし、「AMiiiiDA」は応援しがいがあったんじゃないかなと思います。ハラハラさせてごめんなさい。でも、いい結果が残せたと思います。今後もがんばっていきます。

――ありがとうございました。