毎度変わり映えのしないバスの車内アナウンスが、1時間単位でオンライン購入できる新しいサービスがスタート。音声は最新のAI人工音声が用いられ、地域のお店のタイムセール情報も乗客にタイミングよく周知できるようになる。

  • 川崎横浜エリアを中心に走る川崎鶴見臨港バス

    川崎横浜エリアを中心に走る川崎鶴見臨港バス

新しいバス広告システムを開始するのは、神奈川県川崎市や横浜市、羽田空港などをエリアとする川崎鶴見臨港バスとケイエムアドシステムなど。路線バス全333両の車内アナウンスをオンラインで販売できる新システムの本格運用を12月15日に開始した。

このシステムは、バスの車内放送システムを完全にオンライン化し、ECサイトのような画面で広告主がみずからアナウンスの内容を作成し、申し込みできる点が特徴。広告料金はひと区間あたり1時間300円からで、Webサイト上で希望の区間・期間・時間帯を指定すれば、AIを用いた人工音声によるアナウンス広告を購入できる。音声は、最新の合成音声エンジンを用いることで、ナレーション収録を行わずに自然な音声での放送が可能。審査を経て、最短3日程度で実際のバス車内で流れる仕組み。

これまでのバスの車内広告は「創業○年、信頼と実績の不動産は~」といった何年も変わらない定型広告がほとんどだったが、このシステムにより「〇〇ストアでは本日タイムセール実施中で、ラスト1時間です」といった地域に密着した新鮮な情報を広告できるようになる。