「5G」といえば、高速・大容量で低遅延、多数同時接続が可能な第5世代移動通信システム。理論上の最大通信速度は20Gbpsと、第4世代/4Gの1Gbpsに比べ圧倒的な速さを発揮します。iPhoneでは2020年秋発売のiPhone 12シリーズからサポートが始まり、すでに5G対応は当たり前という状況です。

iPhoneはそのとき接続しているモバイルネットワークをステータスバーに表示しますが、それが「5G」ではなく「5G+」になっているのですね? 確かに、2025年秋発売のiPhone 17/Airシリーズでは、「5G」と「5G+」の表記が存在します。

実は、現在の5Gネットワークは大きく2種類の周波数帯で構成されています。ひとつは「4G転用周波数」で、もともと4G/LTE用に割り当てられていた周波数帯域を5Gで使用可能にしたものです。通信速度は4G/LTEより多少速いレベルに過ぎず、最大20Gbpsという5G本来の速度には遠くおよびません。

もうひとつの「Sub6(サブシックス)」は、5G専用に確保された周波数帯を使用します。通信速度は4G転用を大幅に上回り、高速・大容量・低遅延という5G本来の通信品質を提供します。このネットワークに接続しているとき、iPhone 17/Airシリーズではステータスバーに「5G+」と表示されるのです。

つまり、「5G+」と表示されるのはときは5G本来の性能を活かせるSub6周波数帯で接続しているときで、対応するiPhoneは2025年12月現在iPhone 17/Airシリーズのみ、となります。通信速度が大幅に向上し快適に使える反面、気づかぬ間に通信量が急増することがありますから、使い過ぎに注意しましょう。

  • 「5G」と「5G+」はどう違う?

    「5G」と「5G+」はどう違う?