ドイツ・ベルリンで9月5日~9日に開催した大型エレクトロニクスショー「IFA 2025」にて、総合家電メーカーのTCLは、量子ドットMini LEDテレビやAI搭載スマート家電などの新製品を多数展示した大規模なブースを展開。今回、目に優しいNXTPAPER技術を採用した最新スマートフォン「TCL NXTPAPER 60 Ultra」と、ARグラスの最新モデル「RayNeo Air 3s Pro」の展示機に触ってきました。

  • IFA 2025のTCLブース

    IFA 2025のTCLブース

目に優しいNXTPAPER 4.0搭載スマホ「NXTPAPER 60 Ultra」

  • NXTPAPER 60 Ultra。マット画面ながら写真やPDFの鮮やかな表示が印象的

    NXTPAPER 60 Ultra。マット画面ながら写真やPDFの鮮やかな表示が印象的

NXTPAPER 60 Ultraは7.2インチのNXTPAPERディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン。NXTPAPERは表面加工により反射を抑えブルーライトも低減した、“Natural Light”をうたう目に優しいディスプレイで、紙のようなマットな触感も特徴。2021年から搭載製品が登場しています。日本でも搭載タブレット製品「NXTPAPER 11 Plus」などが販売されています。

IFAに合わせて発表されたNXTPAPER 60 Ultraは120HzリフレッシュレートのNXTPAPER 4.0を搭載しています。実機の画面は紙のような手触り・書き味で気持ちのいい入力が楽しめました。電子ペーパーと異なり画面切り替えもきびきびと動き反応は良好。マット画面ですが視認性もよく、写真の鮮やかな表示が印象的でした。

ラインナップは256GBストレージモデルが499ユーロ、512GBストレージモデルが549ユーロで発表されています。欧州やラテンアメリカ、アジア太平洋地域で9月に販売予定とのこと。公式サイトではドイツ、イタリアでの販売先が案内されていました。

  • 低反射のマット画面が目に優しい。プロセッサはMediaTek Dimensity 7400、OSはAndroid 15を搭載

    低反射のマット画面が目に優しい。プロセッサはMediaTek Dimensity 7400、OSはAndroid 15を搭載

  • 背面には大型のカメラバンプ。50MPメイン/50MP望遠/超広角の3眼仕様

    背面には大型のカメラバンプ。50MPメイン/50MP望遠/超広角の3眼仕様

  • 紙のような書き心地。手書き時の反応速度も良好だった

    紙のような書き心地。手書き時の反応速度も良好だった

76gの軽量ARグラス「RayNeo Air 3s Pro」

  • RayNeo Air 3s Proが試せるコーナー

    RayNeo Air 3s Proが試せるコーナー

RayNeo Air 3s Proは2025年8月下旬に登場したARスマートグラスの新製品で、最大201インチの画面を6m先の距離で再現できます。新モデルは明るさや音響、装着感などが従来から改良されました。別途アクセサリと組み合わせるとNintendo Switchシリーズをはじめとしたゲーム機やスマートフォンとの接続にも対応するといいます。

実機を装着してみると、76gという軽さが際立っておりほとんど重さを感じませんでした。映像はコントラストが高めで、最大1,200nitsの明るさで投影できるため、ある程度周囲が明るくても映像を楽しめそうです。グローバルでは単体で299米ドルから販売中。各種アクセサリとのセットモデルも提供されています。

  • ノーズパッドは3段階、テンプルは9段階で調節可能でき、従来よりフィット感が高まっているとのこと

    ノーズパッドは3段階、テンプルは9段階で調節可能でき、従来よりフィット感が高まっているとのこと

  • ブースの一画ではCES 2025で登場したAIコンパニオンロボット「TCL Ai Me」も来場者を楽しませていた

    ブースの一画ではCES 2025で登場したAIコンパニオンロボット「TCL Ai Me」も来場者を楽しませていた