フックアップは、米Lynx Studio Technology(以下、Lynx Studio)が提供するThunderbolt 3接続のオーディオインターフェイス「Mesa」の販売を開始した。希望小売価格は423,500円だが、現在、初回限定版での提供を行なっており、予定数量に達するまで、389,400円で購入できる。
「Mesa」は、デスクトップタイプのThunderbolt 3接続オーディオインターフェイスで、スタンドアロンのAD/DAコンバーターとしても機能する。Lynx Studioが提供するオーディオインターフェイス/AD/DAコンバーター「Lynx Aurora (n)」同等の音質で、高コントラストの静電容量式タッチスクリーンインターフェイスを搭載する。サンプルレートは、最大192kHzまで対応。
コンパクトサイズの筐体に4つのアナログ入力とモニタリング用の2つの出力、さらに独立したレベルコントロールを備えたデュアルヘッドホン出力を装備。アナログ入力はコンボタイプのコネクターの採用により、マイク、ライン、DI(楽器)信号に対応し、エレキギター、ベース、キーボードなどの楽器やマイクを直接接続でき、チャンネルごとに選択が可能。モニター出力は1/4インチバランスTRSコネクターを採用しているが、さらにプロフェッショナル用途向けにS/PDIFコアキシャルI/Oも備えており、LightpipeポートはS/PDIF(2チャンネル)とADAT(8チャンネル)の両方のフォーマットで利用できる。また、ワードクロック入出力も装備する。
Pro Tools、Logic Pro、Ableton Live、FL Studio、Cubase、GarageBandなど、主要なDAWにするほか、付属の「Mesa Control」ソフトウェアを使用して各機能にアクセスでき、スタンドアロンとしても稼働する。内蔵のmicroSDカードスロットにより、メインまたはバックアップのレコーディングデバイスとしても使用でき、ライブ/リモートレコーディングのニーズにも応える。
サイズはW216×H59×D191mmで、質量は1,282g。