米Microsoftは6月17日(現地時間)、AMDと複数年にわたる戦略的提携を締結し、次世代Xboxの開発を進めていることを明らかにした。Xbox部門のプレジデントであるサラ・ボンド氏がYouTubeに投稿したビデオで発表した。

Microsoftは、「遊びたいゲームを、遊びたい人と、遊びたい場所で楽しめる」というXboxのビジョンのもと、据え置き型ゲーム機、携帯ゲーム機、クラウド、アクセサリに至るまで、幅広い分野に投資を行っている。今回のAMDとの提携もその一環であり、両社は据え置き型ゲーム機だけでなく、広範なデバイスポートフォリオを支える半導体の共同開発を行い、クラウドゲーミングの技術開発にも協力していく方針である。

ボンド氏は、次世代Xboxでは既存のXboxゲームライブラリとの互換性が維持されることを明言し、「特定のストアや1つのデバイスに縛られないXbox体験を提供する」と述べた。 Microsoftは「いつでもどこでも好きなデバイスで好きなゲームをプレイでき、常にユーザーと共にあるゲームプラットフォームの構築」を目指している。その実現に向けて、XboxチームはWindowsチームと緊密に連携し、「Windowsがゲーミングにおけるナンバーワンプラットフォームであるよう取り組んでいる」としている。