Corsairは、市内中心部のGrand Hyattホテルにプライベートブースを設け、展示を行っている。同社が今年、順次発売するのは、ミドルタワーケース「Frame 5000D」、曲面ガラスパネルを採用したピラーレスケース「Frame 4500X」、同社初のトリプルチャンバーケース「Air 5400」の3モデルだ。

  • Corsairのプライベートブース

    Corsairのプライベートブース

Frame 5000Dは、従来の4000Dを少し大きくしたモデルだ。大型化したことで、42cmラジエータに対応。より強力に冷却することができる。また側面の下部には、オプションで14.5インチのタッチスクリーン「Xeneon Edge」の搭載が可能だ。

  • モジュール設計のミドルタワーケース「Frame 5000D」

  • 14.5インチのタッチスクリーン「Xeneon Edge」を搭載可能

  • Xeneon Edgeは、デスクトップに設置することもできて面白い

Frame 4500Xは、3500Xの後継モデルだ。サイドには、逆回転のトリプルファンが付属。曲面ガラスの優れた外観と、高い冷却性能を両立している。

  • 曲面ガラスパネルを採用したピラーレスケース「Frame 4500X」

  • トップからサイドに流れるようなスリットが印象的

そしてAir 5400は、トリプルチャンバーを備えた大型モデルだ。マザーボードやグラフィックスカードを格納する中央チャンバーと、背面の電源チャンバーに加え、右フロントにラジエータ専用のチャンバーを用意。CPUの熱を、ほかのコンポーネントと完全に分離することが可能だ。

  • 「Air 5400」はトリプルチャンバーということで、かなり横幅がある

  • ラジエータ用のチャンバー。ここには36cmラジエータの搭載が可能だ

また中央チャンバーの底部には、透明のエアダクトを設置。ボトムファンのエアフローで、グラフィックスカードを集中的に冷却することができる。「ピラーレスは冷却が心配」という人でも、これなら安心して利用できるだろう。

  • 透明のエアダクトで、エアフローをグラフィックスカードに集中