KURO GAMESは4月19日、提供中のオープンワールドRPG『鳴潮』における予告配信を実施し、その中でシステム面の改修について言及した。これまでNVIDIA GeForce RTXシリーズでしか利用できなかったレイトレーシング機能や、フレームレートの制限、ゲームデータ容量の最適化について触れられている。

  • 『鳴潮』、AMD Radeon / Intel Arc環境でのレイトレーシング対応へ

4月29日にリリース予定の次期バージョン、Ver2.3「『団』らん祝う焔光と夏唄」で適用される内容。ゲームのローンチから1周年を迎える大規模なアップデートが行われる予定で、連星任務やテーマストーリーイベントを展開。初回購入2倍ボーナスリセットや誕生日のお祝い機能も搭載される。

加えて、グラフィックの品質を大幅に引き上げるレイトレーシング機能を拡充。これまでNVIDIA GeForce RTXシリーズでしか利用できなかったが、一部のAMD RadeonシリーズやIntel Arcシリーズのグラフィックス製品でも利用できるようになる。120fpsモードの対応デバイスも増加し、幅広い環境でなめらかなゲームプレイが楽しめるようになりそうだ。

  • レイトレOFF

  • レイトレON。光沢がある床のある建物などではかなり威力を体感できる

  • GeForceシリーズ以外にも対応デバイスを拡充する。しかし現行バージョンでは1% Low fpsが安定せず、加えてオンオフするにはゲームの再起動が必要で煩雑

さらにゲームデータの最適化によって、PC版クライアントの差分ダウンロード機能を強化。アップデートのたびにかなり大きいダウンロードが要されていたが、多少抑制されるようになるかもしれない。モバイル版では事前ダウンロード機能も利用できるようになり、メンテナンス完了直後から最新コンテンツに触れることができるようになる。