米AMDは4月15日、同社公式X(旧Twitter)上でTSMCとのパートナーシップについて言及し、その中で次期EPYCプロセッサ「Venice」をTSMC N2プロセッサで製造すると明らかにした。

  • 次世代AMD EPYCプロセッサ「Venice」はTSMC N2プロセスで製造へ image:AMD

AMDがHPC向けに提供するEPYCシリーズにおいて、次期製品の製造にTSMC N2プロセスが導入されるという内容。2026年の展開を予定しているとしており、従来製品よりもパフォーマンスや電力効率を引き上げたほか、歩留まりの向上によって製造ロスの削減にも役立てられるという。2人のCEOが持つパネルにはVenice CCDと書かれており、コンピュートタイルの製造に活用されるようだ。

さらにTSMCがアリゾナに建設した工場で第5世代EPYCの検証が成功し、アメリカでのHPC向け製品製造に向けたマイルストーン進行についても述べられている。