生成AIプラットフォームを手掛けるリートンテクノロジーズジャパンは、三菱総合研究所(MRI)が参画を発表した内閣官房国際博覧会推進本部事務局主催の教育事業「EXPOスクールキャラバン」において、同社のAIアシスタントを提供すると発表した。中学校・高等学校の授業でAIアシスタントが活用される。

同事業へは、MRIが未来共創イニシアティブ(ICF)の活動として参加しており、リートンはICFのスタートアップ会員として参加する。リートンはMRIと共創して、社会課題解決のためのアイデアにアシスタントAIを活用するプログラムを実施する。

このプログラムを通して、中学校・高等学校の授業で生成AIベースのAIアシスタントを活用を学び、体験することができる。社会課題の捉え方と、社会課題解決のためのアイデアについて、アシスタントAIを活用しながら検討するワークショップ型のプログラムとなる予定だ。

  • リートンのAIアシスタント、三菱総研参画の「EXPOスクールキャラバン」で活用へ

    リートンのAIアシスタントのイメージ。生成AIで構築したAIアシスタント(画像では農業従事者の役割を担っている)との対話することで、社会課題への気づきや課題解決を考えていく

EXPOスクールキャラバンは、2025年大阪・関西万博の推進のために設置された内閣官房国際博覧会推進本部事務局が主催する教育事業で、全国の小/中学校・高等学校・特別支援学校の約200校において、2024年度の2~3学期にかけて、万博を契機としてSDGs等を学ぶ授業や講座を実施する教育プログラム。