米AMDの製品ページ内に、これまで存在していなかったモバイル向けグラフィックスの最上位モデル「Radeon RX 7800M」が登場しているようだ。主だった発表等は行われておらず、搭載製品についての情報も少ない。
Radeon RX 7800Mは、RDNA 3アーキテクチャを採用するNavi 32コアを搭載し、60個の実行ユニットで3840個のストリームプロセッサを内蔵するグラフィックス製品。48MBのInfinity Cacheを備え、GDDR6 12GBを組み合わせて最大18Gbpsのメモリ速度、432GB/sのメモリ帯域を利用可能。AV1コーデックのエンコードをサポートし、GPUの最大消費電力は180W、半精度におけるピーク性能は71.73 TFLOPs。
ちなみにモバイル向け現行最上位モデルにはRadeon RX 7900Mが存在しているが、デル製ゲーミングノートPCのみへの採用にとどまっており、あまり供給されていないようだ。Radeon RX 7800Mについては今回発表されたばかりながら、ONEXGPU2の外付けグラフィックスに搭載される……という情報が見られている。