CPU温度をデジタル表示できる簡易水冷

CPSの「DS360」は、36cmラジエータを備えたオールインワン水冷CPUクーラーだ。水冷ブロックは、ソフトウェア制御によりCPU温度が表示可能。ケースの一部が透明のデザインは非常にユニークだ。ファンはFDBベアリングの「F5 R120」(500~2,200rpm)を採用し、TDPは310Wとなる。価格は、ブラックが20,000円前後、ホワイトが21,000円前後。

  • CPSの「DS360」。ファンは光らないが、水冷ブロックにARGB LEDを搭載

  • 水冷ブロックのデザインがユニーク。ケースの一部が透明になっている

アイテムを回転展示できるミドルタワー

Cougarの「FV270」は、ピラーレス仕様のミドルタワーケース。面白いのは、通常のピラーレスが2枚のガラスパネルを直角に配置しているのに対し、このFV270は一体化した曲面ガラスを採用していることだ。フロント下部を持ち上げており、ボトム側からの吸気性能も強化した。通常版/RGB版があり、価格は26,000円前後~31,000円前後。

  • Cougarの「FV270」。カラーは、ブラック/ホワイトの2色が用意される

  • こちらは「FV270 RGB」。標準でARGBファンが4つ付属する(14cm×3、12cm×1)

FV270は、各社の背面コネクタ仕様マザーボードにも対応。また最大の特徴と言えるのが、別売で専用の回転台「FV270 Luminous Rotating Platform」が用意されているということ。ボトムファンと交換すれば、ケース内の最も目立つ場所に、フィギュアなど好きなものを飾ることができる。価格は3,800円前後。

  • 「FV270 Luminous Rotating Platform」。最大1kgのものを展示できる

N100を搭載するスマホサイズの超小型PC

Minisforumの「S100-WLP」は、「スマホよりもコンパクト」という超小型PCだ。CPUはIntel N100を搭載し、OSはWindows 11 Proがプリインストール。本体は152(D)×58(W)×19.5(H)mmという小ささながら、2.5GbEを備え、2画面出力も可能だ。ACアダプタが付属するが、PoEやUSB PDによる給電にも対応する。価格は40,000円前後。

  • Minisforumの「S100-WLP」。非常にコンパクトなので、持ち運びに便利

  • 小型ながらインタフェースは充実している。HDMI/DPの2画面出力も可能だ