ソフトバンクは7月4日、京セラ製の5G対応Androidスマートフォン「DIGNO BX3」を法人向け製品として11月下旬以降に発売すると発表した。

  • DIGNO BX3

    DIGNO BX3

小売・卸売・飲食・医療・製造・建築・警備など幅広い業界での利用を想定した業務用端末。事前に設定したアプリをすぐに起動できる「ダイレクトボタン」や、広い構内を移動する際にも通信が途切れにくいWi-Fiハンドオーバー機能、手袋や濡れた手でも操作しやすい「グローブタッチ」「ウェットタッチ」、通話の自動録音など、業務に役立つ機能を多数搭載する。

IP68の防塵・防水性能やMIL規格準拠の耐衝撃性能、泡タイプのハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートでの拭き取り対応などの耐久性はもちろん、衝撃によって損傷した際に発煙や発火を抑制する安全性の高いバッテリーを採用した。

長期運用にも配慮し、バッテリーの劣化を抑えるバッテリーケアモードや不調時のための簡易的なデバイス故障診断機能を備え、最大2回のOSアップデートと定期的なセキュリティアップデートを行う。

出荷時のOSはAndroid 14となり、SoCはMediaTek Dimensity 6100+、メモリは4GB、ストレージは64GB。最大1TBのmicroSDXCカードに対応する。インカメラ/アウトカメラはともに約800万画素。サイズは約157×72×10.9mm、重量は約180g。カラーはブラックのみ。

上記のスペックはスタンダードモデルの「DIGNO BX3」のものだが、このほかに、メモリ6GB/ストレージ128GBでNFCと指紋認証に対応する「DIGNO BX3 Plus」や、スタンダードモデルと同等の性能でセキュリティの厳しい現場への持ち込みを想定しカメラを非搭載とした「DIGNO BX3 カメラレス」というバリエーションが用意される。

  • DIGNO BX3 Plus

    DIGNO BX3 Plus

  • DIGNO BX3 カメラレス

    DIGNO BX3 カメラレス