X/Twitterの「いいね」が標準で非公開化、全ユーザー対象
X(旧Twitter)は2024年6月12日、すべてのユーザーを対象に「いいね」を非公開化しました。この仕様変更により、他のユーザーが自分のプロフィールページを閲覧しても、過去につけた「いいね」がバレる心配はなくなりました。
従来は、ユーザーのプロフィールページには「いいね」タブがありました。過去に自分が「いいね」したポスト(ツイート)が同タブに集約され、標準設定で他人にも公開されていました。
同時に、「Xプレミアム」ユーザー限定で提供されていた「いいね」タブの非表示機能も廃止されました。
「いいね」を公開する設定は無い
今回の仕様変更に納得できず、自分がつけた「いいね」を公開したいというユーザーもいるでしょう。しかし残念ながら、「いいね」を公開する設定は用意されていません。
自分の「いいね」はプロフィールから確認できる
今回の仕様変更では、他人に対して自分の「いいね」が非公開化されました。自分が過去につけた「いいね」を確認したいときは、従来と変わらず自分のプロフィールから見直すことができます。
「いいね」が非公開になっても、相手に通知される?
プロフィールの「いいね」タブが非公開化されても、「いいね」した相手(ポストの投稿者)にはその行動が通知されるので注意が必要です。
鍵垢で「いいね」しても、相手に通知される?
自分のアカウントをいわゆる「鍵垢」「非公開アカウント」にしていても、相手が自分のフォロワーであれば「いいね」をすると相手に通知されます(相互フォローでも同様)。鍵垢から、自分だけがフォローしている相手やフォロー関係にない(FF外の)相手に「いいね」した場合は通知されません。
「いいね」すると他人にバレる?
かつてのX(旧Twitter)では、誰かが「いいね」したツイートが「おすすめ」としてタイムラインに流れてくる仕様でした。つまり、自分が「いいね」をつけると、フォロワーなどにバレる可能性がありました。しかし、現在(2024年6月)のXでは、「○○さんがいいねしました」と表示されたポストをタイムラインで見かけることは基本的にありません。
また古くは、投稿を単独で開き「XX件のいいね」をタップすると、「いいね」したアカウントの一覧が表示された時代もありましたが、現在のXではその心配もありません。
現在のXで自分が「いいね」したことが他人にバレるとすれば、「いいね」した相手に通知されるケースくらいでしょう。
X/Twitterで他人の「いいね」を非表示にする方法
前述したとおり、現在のXではタイムラインに他人が「いいね」したポストは流れてきません。もし元の仕様に戻されて、他人の「いいね」が頻繁に表示される状態になった場合は、次の対処法を試してみましょう。
- 「ミュートするキーワード」に「suggest_activity_tweet」を指定する
- 対象ポスト右上の三点ボタンから、「このポストに興味がない」をタップする
「ミュートするキーワード」を指定する手順は下記の関連記事で解説しています。