VITURE(ヴィチュアー)は5月21日、コンシューマー向けXRグラスの新製品「VITURE Pro XRグラス」を発表した。2023年5月にクラウドファンディングを開始し、その後一般販売した「VITURE One」の改良版。OLEDパネルの変更で、画面サイズを約10%拡大して135インチ相当の表示が可能になったほか、輝度が4,000nitsに、リフレッシュレートが最大120Hzに向上した。周辺部の鮮明度も向上した。カラーは、ジェットブラックに加えて、新たにGACKTさんとコラボした白基調のマシュマロホワイトを追加した。

合わせて、Nintendo Switchなどの携帯ゲーム機と接続する際に利用するバッテリー内蔵ドックの改良版「VITURE Pro モバイルドック」や、8BitDoとコラボしたワイヤレスコントローラー「VITURE x 8BitDo Ultimate C Bluetooth コントローラー」も販売する。

  • 表示品質を高めたコンシューマー向けXRグラスの新製品「VITURE Pro XRグラス」が登場。新たにホワイトモデルも用意する

製品のラインナップや価格は以下の通り。マシュマロホワイトモデルも通常モデルと同価格。予約は5月21日から開始し、6月下旬以降に発送する。現行モデルのVITURE Oneは在庫限りで販売を終了する。

製品名 価格
VITURE Pro XRグラス 74,880円
VITURE Pro モバイルドック 21,800円
VITURE x 8BitDo Ultimate C Bluetoothコントローラー 5,480円

VITURE Oneのデザインや特徴を継承しつつ、おもに表示部分の性能を高めた改良版モデル。内蔵のOLEDパネルを、ソニーセミコンダクタソリューションズ社製のパネルに変更し、画面サイズを約10%拡大して135インチ相当の表示を可能にした。輝度は4,000nitsに、リフレッシュレートは最大120Hzに向上した。合わせて、グラスの遮光率を最大99.5%に改良して没入感を高めた。

  • 全体的なデザインは、これまでのVITURE Oneを継承する。ワンポイントのロゴの色がオレンジ基調に変わった

  • iPhoneなどのスマホと接続すれば、YouTubeなどのコンテンツが大画面で楽しめる

  • Macと接続すれば、複数の画面を開いての作業が可能に。ビジネスシーンでの拡販も狙う

  • 画面配置は自由自在。左右に人がいる状況なら、縦に画面を並べられる

カラーバリエーションは、VITURE Oneと同じジェットブラックに加え、新たにタレントのGACKTさんとコラボしたマシュマロホワイトを数量限定で販売する。パッケージは特製で、GACKTさんのロゴ入りレンズフードが付属する。

  • ジェットブラックモデル

  • マシュマロホワイトモデル

  • マシュマロホワイトモデルには、限定レンズフードが付属する

アクセサリーの新作は、Nintendo SwitchやSteam Deckなどの携帯ゲーム機を接続するバッテリー内蔵ドックの新版「VITURE Pro モバイルドック」を新たに販売する。バッテリー容量は13,000mAhで、Nintendo Switch接続時は約7時間の駆動が可能。

  • バッテリー内蔵ドックの新版「VITURE Pro モバイルドック」

8BitDoとコラボしたVITUREブランド初のワイヤレスコントローラー「VITURE x 8BitDo Ultimate C Bluetooth コントローラー」も販売する。加速度センサーや6軸のモーションコントロール、振動機能などを搭載する。バッテリー駆動時間は約16時間。

  • VITUREブランド初のワイヤレスコントローラー「VITURE x 8BitDo Ultimate C Bluetooth コントローラー」

VITURE Proシリーズの購入者先着200名に、ワイヤレスコントローラー「VITURE×8BitDo Ultimate C Bluetooth コントローラー」をプレゼントするキャンペーンも実施する。プレゼントキャンペーンは、マシュマロホワイトモデルの購入者も含まれる。