ドイツで5月12日~16日の期間中、ハイパフォーマンスコンピューティングにおけるイベント「ISC 2024」が行われており、その中でIntelは同社がアルゴンヌ国立研究所に構築しているスーパーコンピューター「Aurora」について発表を行った。1.012EFLOPSを達成し、AI用途において世界最速を実現したとしている。

  • Intel「Aurora」スーパーコンピューターが“エクサスケール”突入 - 運用容量は87%まで上昇

Auroraは、フル容量では166個のラックに10,624個のコンピューティングブレードを統合し、21,248個Intel Xeon CPU Maxシリーズプロセッサと63,744個のIntel Data Center GPU Maxと組み合わせている。今回ISC 2024で明らかにされた1.012EFLOPSという性能はまだシステム全体の87%しか稼働させておらず、構築済みの9,234ノードを使用したとしている。