生活関連用品の企画・開発・販売を行うドウシシャは、同社初のゲーミングモニターブランド「AVISTA(アビスタ)」を立ち上げた。シリーズ第1弾としてゲーミングディスプレイ3機種を発売する。
「AVISTA」のコンセプトは「あなたが見つめる、その先に。」で、Amusing(人々を楽しませる)、Augmentation(身体・時空間の拡張)、Affinity(人との協調、社会との共生)の頭文字“A”とVista(美しく広がる景色、未来への予想・展望)を組み合わせて名付けられた。
今回発売されるゲーミングディスプレイは、長年ゲーミングパソコンの企画開発に携わってきた開発責任者が、家庭用テレビで長年培ってきたドウシシャの映像技術とノウハウを活かし、製品化したという。
4K UHD(3840×2160ピクセル)モデル、WQHD解像度モデル、フルHD解像度モデルの3機種をラインアップする。それぞれ、HDR10に対応。応答速度は1ms (MPRT)だ。リフレッシュレートは、4Kモデルが最大160Hz、WQHD解像度モデル、フルHD解像度モデルが最大180Hzに対応する。公式オンラインストアでの価格は、フルHDモデルが17,980円、WQHDモデルが29,980円、4Kモデルが64,780円。
どのモデルも、Fast IPS液晶パネルを採用。Adaptive-Syncに対応しており、ディスプレイと映像出力側の信号を同期させることでティアリング(映像のずれ)やスタッタリング(画面のカクつき)の発生が抑えられる。
ブルーライトを大幅に抑えることができる「ブルーライトガード機能」と、輝度調節のための明滅を発生させない「フリッカーフリー技術」に加え、FPSやRTSなど各ゲームジャンルに応じて最適化された映像で表示される映像モードを搭載する。
そのほか、85W給電(USB PD)に対応したUSB Type-Cを搭載。DisplayPort Alternate Modeに対応したモバイルノートPC等とUSB Type-Cケーブルで接続すれば、映像出力しながら給電も行えるという。