LINEのQRコードを読み取れない状況
LINEで友だち追加するときは、LINEのQRコードを使うと便利です。でも、なぜかLINEのQRコードが読み取れなくて困ったという声も聞きます。LINEのQRコードを読み取れないケースは、主に次の4つに分類できます。この記事では、それぞれのケースについて原因と対処法を説明します。
- 自分のスマホに表示したQRコードが読み取れない
- 相手のスマホに表示されたQRコードが読み取れない
- 印刷されたQRコードが読み取れない
- QRコードを読み取っても相手が表示されない
自分のスマホに表示したQRコードを読み取れない場合
通常、LINEのQRコードはスマホのカメラをかざして読み取ります。でも、メールで送られてきたり、Webサイトで公開されているQRコードは、自分のスマホ画面に表示されるため、カメラで読み取れないと悩む人もいるでしょう。
その場合でも、LINEのQRコードリーダーには、スマホに保存したQRコードを読み取る機能が用意されているので大丈夫です。
QRコードがメールで届いた場合はURLからも友だち追加できる
LINEのQRコードがメールで届いた場合、QRコードの画像を保存する方法以外に、メールに記載されているURLをタップして友だち追加することもできます。
相手のスマホに表示されたQRコードを読み取れない場合
LINEアカウントを交換したい相手と一緒にいる場合は、相手にQRコードを表示してもらって、自分のスマホでLINEのQRコード読み取り機能を使って友だち追加します。
LINEアプリを起動しなくても、スマホのカメラ機能でLINEのQRコードを読み取ることもできます。また、自分のパソコンなど、別の端末に表示したLINEのQRコードを読み取る場合もLINEのQRコード読み取り機能かスマホのカメラ機能を使います。
以上が基本の読み取り方法ですが、それでもLINEのQRコードを読み取れない場合は、以下の理由が考えられます。
- LINEアプリにカメラのアクセス権限を許可していない
- 相手のスマホ画面が暗すぎる
- 相手の画面や自分のカメラ(レンズ)が汚れている
- カメラがQRコードに近すぎる、遠すぎる
- QRコードのサイズが小さい、解像度が低い
- LINEアプリやスマホに不具合が起きている
LINEアプリにカメラのアクセス権限を許可する方法
LINEのQRコードリーダーを開こうとして、「撮影をLINEに許可しますか?」といったメッセージが出る場合は、画面の指示にしたがって、LINEアプリにカメラのアクセス権限を付与してください。AndroidとiPhoneで許可の方法が異なるので、それぞれ説明します。
Androidの場合
iPhoneの場合
相手のスマホ画面が暗すぎる場合の対処法
QRコードを表示しているスマホの画面が暗く、明るさが足りないと、カメラをかざしても読み取れない場合があります。相手にスマホの「画面の明るさ」を上げてもらって、再度QRコードリーダーで読み取ってみましょう。
相手の画面や自分のカメラが汚れている場合の対処法
相手のスマホの画面や、自分のカメラが汚れていて、QRコードの読み取りに失敗することもあります。汚れをきれいに拭き取ってから読み取り直してみましょう。
カメラがQRコードに近すぎる、遠すぎる場合の対処法
スマホのカメラ(レンズ)をQRコードに近づけすぎたり、逆に遠ざけすぎると、ピントが合わずに読み取りに失敗することがあります。相手のスマホから15cmくらいの距離をとって、カメラをかざすとピントが合いやすくなるので、再度試してみましょう。
QRコードのサイズが小さい、解像度が低い場合の対処法
LINEのQRコード自体に問題があることもあります。例えば、以前どこかで保存したQRコードの画像や、Webサイトに表示されているQRコードが読み取れないときは、QRコードが推奨サイズよりも小さかったり、解像度が不足している可能性があります。
この場合は、友だち追加したい相手にLINEの「マイQRコード」からQRコードをあらためて保存して送ってもらうか、QRコード以外の友だち追加方法(URL共有など)を利用するといいでしょう。
LINEアプリやスマホに不具合が起きている場合の対処法
ここまで説明した原因に当てはまらない場合は、LINEアプリやiPhone、Androidスマホに不具合が起きているかもしれません。まずはLINEアプリを一度終了し(タスクキル)、再度開いてQRコードの読み取りを試してみましょう。それでもダメなら、スマホを再起動してみるとうまくいくかもしれません。
アプリやスマホを再起動しても解決しない場合は、LINEに障害が発生していないか、LINEヘルプセンターの「お知らせ」を確認してみましょう。
印刷されたQRコードを読み取れない場合
名刺や書類、チラシなどに印刷されたLINEのQRコードを読み取れないときは、「画面のQRコード」を読み取れないときの原因に加えて、印刷物に問題がある可能性もあります。
印刷されたQRコードが汚れている場合や用紙が折れ曲がっている場合は、きれいに印刷されたものを入手し直すか、QRコード以外の友だち追加方法を検討しましょう。周囲が暗すぎてカメラのピントが合わない場合は、明るい場所に移動して再トライしてみましょう。
- 印刷されたQRコードが汚れている、折れ曲がっている
- QRコードを置いた場所が暗すぎる
- LINEアプリにカメラのアクセス権限を許可していない
- カメラ(レンズ)が汚れている
- カメラがQRコードに近すぎる、遠すぎる
- QRコードのサイズが小さい、解像度が低い
- LINEアプリやスマホに不具合が起きている
QRコードが更新(リセット)された場合
相手に送ってもらったLINEのQRコードを読み取ることはできたのに、「該当するユーザーが見つかりませんでした」と表示されることがあります。これは、相手のQRコードが更新(リセット)されてリンクが無効になっているためです。
解決するには、相手に有効なQRコードを送り直してもらいましょう。もし、相手が以前のQRコード画像を表示していた場合は、LINEアプリで「マイQRコード」を表示してもらいます。
QRコード以外の友だち追加方法
LINEのQRコードをどうしても読み取れない場合は、他の友だち追加方法を検討しましょう。LINEには、QRコード以外に下記の友だち追加方法が用意されています。詳しくはそれぞれの関連記事を参考にしてください(各項目をタップ、クリックすると関連記事が開きます)。
- URL(リンク)から友だち追加
- 「招待」から友だち追加
- ID検索から友だち追加
- 電話番号検索から友だち追加
- 同じグループのメンバーリストから友だち追加