米Razerは4月23日(現地時間)、ワイヤレスおよびワイヤード両対応のゲーミングマウス「Razer Viper V3 Pro」を発売した。重量54g(ブラック)の軽量設計、最大8000Hzの高ポーリングレートをサポートするなど、現在のワイヤレスゲーミングマウスのトレンドをパッケージしている。価格は159.99USドル、日本では26,480円で、ブラック(54g)とホワイト(55g)の2色展開となっている。

軽量化がゲーミングマウスの大きなトレンドとなったのに続いて、高ポーリングレートがワイヤレス・ゲーミングマウスで競争優位を獲得するための要素として注目を集めている。高ポーリングレートを実現するドングルはこれまで別売オプションであることが多かったが、Viper V3 Proには最大8000Hzのワイヤレスポーリングレートをサポートする「Razer HyperPolling Wireless Dongle」が同梱されている。これにより、Razer独自の低遅延ワイヤレス技術「Razer HyperSpeed Wireless」と高ポーリングレート技術「Razer HyperPolling」を組み合わせて、低遅延、レスポンスや正確性の向上、なめらかな操作といった高ポーリングレートのメリットを得られる。

軽量ワイヤレスマウスとして注目を集めた前モデルのViper V2 Proからさらに4gの軽量化が施された一方で、 1000Hzでのバッテリー持続時間が最大95時間に伸びている(V2 Proは1000Hzで最大90時間)。8000Hzでは最大17時間に短くなるが、ゲームプレイ中にポーリングレートを自動調整する機能が用意されている。それを利用すると、ゲーミング体験を損なわない範囲で効率的に動作する。

センサーには、99.8%の解像度精度を実現する「第2世代Focus Pro 35Kオプティカルセンサー」を搭載する。最大解像度は35000DPI、トラッキング速度は750IPS、最大加速度は70G。その優れた性能を1DPI単位で調整することが可能。また、Sensitivity Matcherを用いることで、使い慣れたマウスの感度にViper V3 Proの感度を簡単にマッチさせられる。

スイッチの耐久性は9000万クリック。多様な握り方や手のサイズに対応する握りやすい形状に、ソフトでなめらかなコーティングが施されている。本体サイズはL127.1×W63.9×H39.9mm。