YouTubeは、利用規約に違反するサードパーティ製アプリ、特に広告ブロックアプリに対する取り締まりを強化していると発表した。ネットでは「見なくなるだけ」「最低限のCMの質は保証して」などと話題となっている。
今回の発表によると、サードパーティ製の広告ブロックアプリを使って動画を視聴すると、バッファリングの問題が発生したり、「次のコンテンツはこのアプリでは利用できません」というエラーメッセージが表示されたりするという。
同社は「当社の規約では、サードパーティのアプリによる広告の非表示は許可されていない。なぜなら、YouTubeの広告を非表示にするとクリエイターは視聴回数に対する報酬を得られなくなるからです。YouTubeの広告はクリエイターをサポートし、世界中の何十億人もの人々がストリーミング サービスを利用できるようにするのに役立っています」と説明した。
また「YouTube APIサービス利用規約に従っている場合にのみ、サードパーティ製アプリにAPIの使用を許可しています。利用規約に違反するアプリを発見した場合、クリエイターや視聴者を保護するために適切な措置を講じます」と述べている。
YouTubeで広告を表示したくない場合、有料プランの「YouTube Premium」へ加入するよう勧めている。
ネット上では「広告なしで動画見られる時代に戻らないかなぁ」「おそーい!!」「見なくなるだけだから別にいつでもいいぞ」「じゃあ不快になる広告を排除してくれ…」「広告もっとマシなのにしてくれって言いたい」「最低限のCMの質は保証してくれ」「いい判断だと思う!」「じゃあもっとまともな広告を増やしてくれ」などの声が寄せられた。