ASUS JAPANは4月19日、一般的には表面に備えられている内部コネクタを裏面に取りまわしたマザーボードBTF(Back to the Future)シリーズを発表した。専用グラフィックスカードを組み合わせることで、GPUへの給電もマザーボード経由で行える。

  • ASUS裏面配線マザーボードは“BTF(Back to The Future)”。水冷チューブだけを魅せるPCへ

発表されたのはマザーボード「ROG MAXIMUS Z790 HERO BTF」「TUF GAMING Z790-BTF WIFI」「TUF GAMING B760M-BTF WIFI」「TUF GAMING B760M-BTF WIFI D4」と、グラフィックスカード「ROG-STRIX-RTX4090-O24G-BTF-GAMING」「TUF-RTX4070TIS-O16G-BTF-WHITE」、PCケース「」「TUF GAMING GT302 ARGB BLACK」「TUF GAMING GT302 ARGB WHT」。

自作PCではマザーボード上に備え付けられた端子にさまざまなケーブルをつないでいく必要があり、昨今流行りのガラスケースでは見栄えが悪くなることもあった。そこでマザーボードの端子を裏面に取りまわすことで、表面から見たときにケーブルをすべて排除。グラフィックスカード用の専用端子をマザーボード上に搭載し、最大600Wまでの給電もマザーボードを経由して行えるようになっている。

  • 表から見たときにケーブルがほぼ見えない(ASUS製水冷クーラーではクーラーのケーブルを排除できない)

  • 裏面の配線がすごい。専用ケースが必要になる