英会話サービス「駅前留学NOVA」「Gabaマンツーマン英会話」などを展開するNOVAランゲージカンパニーは、同社所属の外国人講師を対象に実施した「日本で最も好きなフレーズ」ランキングを発表した。1位に輝いたのは「仕方がない」だったそうだ。ネットで「なんか複雑な答え…」「日本文化の解像度が高い」などと話題になっている。
本調査は、同社に所属する外国人講師287人を対象としたもので、2024年2月20から29日にかけて、アンケートを実施した。
調査の結果、「日本で最も好きなフレーズ」ランキングの1位に選ばれたのは、「仕方がない(しょうがない)」で22票だった。選んだ理由として「信じられないほど便利です」「shouganai-この哲学を学べば、気分が軽くなる」「自分の力ではどうにもならない状況を説明するのに使える、素敵なフレーズです」「『生姜ない』のダジャレにも使えます」などが挙げられたという。
次いで2位は「お疲れ様でした」で13票。「英語にはないフレーズだが、他人と経験を共有したいという気持ちを表す素敵なフレーズです」「日本の労働文化の非常にポジティブな言葉で、励まし、評価、チームワークがいかに高く評価されているかを示していると思います」「私たちはこれまで毎日の仕事が終わって別れる時、同僚にお礼を言うことはありませんでした。これは素晴らしい考え方だと思うし、とても尊敬に値します」などの声が寄せられたそうだ。
3位は「大丈夫です」が12票でランクイン。投票した人からは「『大丈夫』は、すべてを乗り越えていけます」「誰かに質問されて、その答えがNOだった時(特にコンビニで)、私はこれを何度も言います」「日本語の中でも最初に覚えるべきで、最も使い勝手の良い言葉だと思う。いろいろな場面で使えます」などの意見が寄せられたという。
「日本で最も好きなフレーズ」ランキングの4位以降は次の通り。
- 4位:やばい(6票)
- 5位:面倒くさい(5票)
- 5位:頑張って(5票)
- 7位:すみません(4票)
- 7位:木漏れ日(4票)
ネット上では「関西人が使う『しゃーないなぁ』に通じるものがるんだろうか?」「大丈夫で乗り越えようとした結果病むやつもいるから、気をつけて」「翻訳できない(しにくい)言葉が選ばれたわね…」「なんか複雑な答えですが…」「何でこんなに日本語のというか日本文化の解像度が高いんだよ笑」などの声が寄せられた。