米NVIDIAは3月18日(現地時間)、Appleの空間コンピューティングデバイス「Apple Vision Pro」において、NVIDIA Omniverseで生成したデジタルツインを体験できるようになるフレームワークについて発表した。
NVIDIA Omniverseは同社が独自に開発してきたデジタルツインプラットフォーム。これまでもローカル・クラウド上で利用できたが、今回はじめてAPI経由での利用をサポートした。これによって開発者はSwiftを用いてApple Vision Pro向けのNVIDIA Omniverse採用アプリを開発でき、API経由でストリーミングされてくるデジタルツインをApple Vision Proで体験できるようになるという。
AppleでVision Products Groupのバイスプレジデントを務めるMike Rockwell氏は発表に寄せて、「Apple Vision Proの画期的な超高解像度ディスプレイと、NVIDIAアクセラレーション・コンピューティングからストリーミングされるOpenUSDコンテンツの写実的なレンダリングを組み合わせることで、没入型体験の進歩のための素晴らしい機会が開かれます」と述べている。