PayPayは3月5日、キャッシュレス決済「PayPay」の「PayPay商品券」に関する改良を発表した。
PayPay商品券はPayPayの支払方法の一種で、「さとふる」を通じたふるさと納税の返礼品などとして使われている。今回の改良により、PayPayアプリ内の「近くのおトク」から、保有する商品券が使える加盟店をマップ上で確認できるようになった。
また、「ウォレット」で保有中の商品券の残高を確認しやすくした。さらに、PayPay商品券のみで払い切れない場合はPayPay残高と併用できるようにし、5月以降にはPayPayクレジットとの併用にも順次対応する。
ふるさと納税の返礼品以外では、2023年11月に奈良県でPayPay商品券を使った施策が行われた事例がある。3月以降、新たに4つの自治体でプレミアム付き商品券としての採用が決まった。詳細は以下のとおり。
自治体 | 募集期間 | 概要 | 申込可能数 |
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京都府木津川市 | 3月5日~4月2日 | 5,000円で6,250円分の商品券が購入できる | 一人4口まで |
東京都稲城市 | 4月5日~4月21日 | 5,000円で6,000円分の商品券が購入できる | 一人10口まで |
山梨県昭和町 | 5月1日~5月30日 | 5,000円で10,000円分の商品券が購入できる | 一人3口まで |
福島県桑折町 | 6月3日~6月29日 | 5,000円で7,500円分の商品券が購入できる | 一人2口まで |