楽天シンフォニーは2月26日、グローバルでの無線アクセスネットワーク(RAN)技術の民主化を目指す取り組みとして「リアルOpen RANライセンシングプログラム」を開始した。

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楽天シンフォニーは楽天モバイルの子会社で、後発キャリアとしての楽天モバイルの低コストかつ迅速なネットワーク構築の鍵を握る仮想化技術などを、海外の通信事業者向けに外販する役割を担っている。

本プログラムでは「通信エコシステムにおけるすべての事業者の参入障壁を下げ、市場投入までの時間を短縮する」ことを目指し、Open RANで必要となるソフトウェアリソースへのアクセスを簡素化。Open RANエコシステム内の企業が楽天モバイルのネットワークで実証済みの先進技術を活用できるようにし、イノベーションの促進を図る。

Open RAN対応のCU・DUのすべてのコードベースが含まれ、LTE eMTC、5G FWA(固定無線アクセス)、5G SA・NSA、5Gプライベート・ネットワークなど、4G・5Gネットワークにわたる幅広い技術をサポートする内容だという。詳細な提供条件などは各ステークホルダーとの協議後に決定する。