Metaは2月27日、文化服装学院と提携し、同学院の学生向けに「Meta 次世代クリエイター支援プログラム」を開講することを発表した。特別講師としてInstagram/Threadsで活動しているクリエイターを招くほか、動画やテキストコンテンツの制作といった表現手法についても学べるものになるという。

  • 特別講座の開講に先立ち、文化服装学院を訪問したInstagram責任者のAdam Mosseri氏(右)。左は文化学院学院長の相原幸子氏

特別講座は2024年6月から2025年3月まで、全6回で開講の予定。約20名を対象したゼミ形式で、同学院の学生であれば所属学科/学年を問わず応募できる。

特別講座には、Instagramで情報発信して自身のブランドを立ち上げたファッション系クリエイターや、AIやNFTなどを取り入れたアート表現を行うクリエイターを特別講師として招き、第一線で活躍する講師から学生が直接学ぶ機会となる。

さらに、Instagramに投稿するリール動画の制作、Threadsに適したテキスト主体コンテンツの制作などの実践的な課題を通じて、自分ならではの新しい表現方法を探っていく。さらにファッションブランドやメディアとのコラボレーションにより、クリエイターとして企業と関わる経験を積むことも検討している。

2月27日にはInstagram責任者Adam Mosseri(アダム・モッセーリ)氏が文化服装学院を訪問し、学内を見学したのちに学生とのトークセッションを実施した。同氏はこの特別講座について、「本講座を通して学生たちがこれまで触れて来なかった表現方法やキャリアの可能性を探り、ここから次世代のクリエイターたちが生まれることを楽しみにしています」と語っている。

  • トークセッションの様子

    トークセッションの様子