ワコムは1月30日、同社のデジタルペン技術が、サムスン電子が1月17日に発表した最新フラッグシップモデル「Galaxy S24 Ultra」のSペンに、引き続き採用されたと発表した。
「Galaxy S24 Ultra」は、写真の撮影・編集や、会話のリアルタイム翻訳、メモの要点をまとめる、画像を検索するといった、多彩な機能を搭載する。またAI機能を導入することで、これまでにない創造性、生産性、可能性を体験できる。
ワコムのデジタルペン技術は、これまで10年以上にわたり、GalaxyデバイスのSペンに採用されてきた。今回「Galaxy S24 Ultra」でも、Samsung NotesやPENUPをはじめとしたアプリへのメモ書きや、絵を描くといったペン本来の機能に加え、音楽ファイルを楽しむ際の操作、プレゼンテーション時のスライド操作、「自撮り」の際のセルフタイマーなど多彩な役割をSペンが担う。
また「Galaxy S24シリーズ」には、検索したいものを画面上でタップ、もしくは丸で囲むことで検索できる「かこって検索(Circle to Search)」が搭載されており、「Galaxy S24 Ultra」の場合は、画面上でのタップや、丸で囲む操作をSペンで行い、スピーディーかつ繊細な使用感で一連の機能を使える。
「Galaxy S24 Ultra」を含む「Galaxy S24シリーズ」は、国・地域や取り扱い事業者によって、具体的な発売日やカラーバリエーションは異なるものの、1月31日から順次販売開始している。なお、日本国内での販売は未定だ。