リコーイメージングは1月24日、大口径の対物レンズを搭載した地上望遠鏡「PENTAX PF-85EDA」を発表した。クリアな視界を確保しながら、光学系の改良で持ち運びしやすいコンパクトサイズに仕上げた。希望小売価格は21万円で、smc PENTAX ズームアイピース 8-24mmが付属するアイピースキットが275,000円。発売日は2月1日で、リコーイメージングストアなどの公式ECショップとPENTAXクラブハウスのみで販売する。
口径85mmの大口径対物レンズを採用したスポッティングスコープ。ED(特殊低分散)ガラスの採用や反射率を低減するマルチコートにより、高コントラストでクリアな視界で観察ができるようにした。接眼部を45°傾けたアングルタイプ(傾斜型)とし、スコープの高さに合わせて不自然な姿勢を強いられることがなく、椅子に座った状態で長時間観察できる。本体は、雨や霧の中でも使える防水性能としている。
本体サイズは約347×117×102mm、重さは約1,600g。