プレシードジャパンは、ピエール中野氏とAVIOTブランドがコラボした完全ワイヤレスイヤホンの新機種「TE-ZX1-PNK」の予約受付を、公式ストア「AVIOT ONLINE MALL」で1月18日に開始。価格は49,500円で、2月以降順次配送する。

  • TE-ZX1-PNK

オーディオ機器に造詣が深いピエール中野氏が、デザインやサウンドチューニングを監修した、通称“ピヤホン”シリーズの7機目。AVIOTブランドの新機種「TE-ZX1」(1月10日予約開始)をベースに、ピヤホンの特徴である低音の質感にこだわったサウンドチューニングを施したのが特徴。

TE-ZX1-PNKの発売に合わせて、多数のアーティストが参加する「Assemble for PNKプロジェクト」も始動し、第1弾としてBOOM BOOM SATELLITES、THE SPELLBOUNDのメンバーである中野雅之氏によるエクストラチューニングをこのイヤホンに搭載。デフォルトのピエール中野氏チューニングをベースに、中野雅之氏がさらにチューニングを施した特別なサウンドが楽しめるという。これらのチューニングは専用アプリで切り替えられる。

さらに、従来のボイスガイダンスに代わって“サウンドガイダンス”も搭載。電源オン/オフなどの操作の切り替えを、このイヤホンのためだけに中野雅之氏が手がけたというサウンドで知らせる。AVIOTでは、「他に類を見ない高い再現性と圧倒的な情報量を実現したTE-ZX1-PNKの音質に没頭いただくため」と説明している。

Assemble for PNKプロジェクトでは今後、TE-ZX1-PNKへの音楽家・大沢伸一氏やクラムボン・ミト氏によるエクストラチューニング、サウンドガイダンスの追加をはじめ、さまざまなアーティストとのコラボを多数企画しており、詳細はAVIOT公式サイトとSNSで順次発表するとのこと。

TE-ZX1-PNKのベースモデルに採用したTE-ZX1は、左右独立型のワイヤレスイヤホンとして初めて平面磁気駆動型ドライバー1基、バランスドアーマチュアドライバー3基、ダイナミックドライバー1基を採用し、3種5基からなる“トライブリッド5ドライバー”システムを搭載。「圧倒的な情報量」と「かつてない高音質」を追求したという。

具体的には、10mm径ダイナミック型1基による「重厚でリアルな低域」、6mm径の平面磁気駆動型1基による「低歪みで伸びやかな中高域」、バランスド・アーマチュア(BA)3基による「高感度で高いダイナミックレンジを誇る高域」を組み合わせてサウンドを再生。「3種のドライバーが相互に補完をするように、各ドライバーの特性を妥協なく突き詰め」、「特性の異なるドライバーの組み合わせにより実現する圧倒的な情報量で、全域にわたってダイナミックでトランジェント特性に優れたサウンドを届ける」としている。

BluetoothコーデックはSBC、AACに加えてLDACにも対応し、ハイレゾワイヤレス再生をサポート。同時に2台の端末と接続できるマルチポイント機能も搭載する。計4基のマイクを使ったハイブリッド式のノイズキャンセリング機能も備える。バッテリー持続時間は、イヤホン単体で最大8時間、充電ケース込みで最大20時間。本体はIPX4相当の生活防水対応。8種のイヤーピースを同梱し、さまざまな形状に耳にフィットするという。

ピエール中野氏コメント

前モデル”TE-Z1PNK(ピヤホン6)”の時点で、完全ワイヤレスイヤホンの音質をこれ以上追求するのは難しいと思っていたのですが、有線派の方もきっと驚くほどのクオリティを実現することができました。

「下手にいじったら全部が崩れてダメになってしまうのではないか」というくらい完成度の高いサウンドの”TE-ZX1”をベースモデルに、どうやってピヤホンシリーズらしさを出せるのか。考え抜いた先に行き着いたのが、低音の質感でした。何度も開発チームと試行錯誤を重ね、”うねるような低音”が特徴の、唯一無二のサウンドが完成しました。

また、前モデルに引き続き、本モデルにもアクティブノイズキャンセリングを搭載。ノイズキャンセリングがさらに向上しているのに、圧迫感を感じない。「なんてすごいことをしてくれているのだろう、AVIOT」と感動の仕上がりです。

技術の進歩や、エンジニアの努力が感じられるサウンドを、そしてそこへの驚きと感動を、ぜひみなさんにもご体感いただきたいです。