パナソニック エレクトリックワークス社(以下、パナソニックEW)は2月21日に、LED照明の新製品として「LEDフラットランプ ゆらぎ点灯タイプ」を発売する。基本的には、LEDランプを装着する対応照明器具と組み合わせて販売する予定。参考までに「LEDフラットランプ ゆらぎ点灯タイプ」単体の希望小売価格は15,840円となっている。

  • LEDフラットランプ ゆらぎ点灯タイプ(使用イメージ)

LEDフラットランプ ゆらぎ点灯タイプ(以下、ゆらぎ点灯タイプ)は、風に揺れるキャンドルの炎をイメージした不規則なゆらぎを演出する「キャンドルタイプ」と、蛍の光のような一定のリズムで規則的なゆらぎを演出する「ホタルタイプ」の2種類を用意。

どちらも屋外用の照明となり、注目度が高まっているという屋外で過ごす時間を心地よくする空間作りをサポートする。口金はJIS規格のGX53だ。一般家庭なら庭やベランダ、商業施設ならテラスといった場所への設置を想定している。

  • 大きさは手のひらサイズ

  • GX53口金なので扱いやすい

【動画】キャンドルタイプとホタルタイプの実機

  • キャンドルタイプは不規則に、ホタルタイプは規則的に明るさが変化する

点灯時の明るさが一定である一般的なLEDランプと比較して、ゆらぎ点灯タイプは省電力性も高い。パナソニックEWの試験によると、同社製の非調光ランプ(LLD2929L CE1)と比較した場合、ゆらぎ点灯タイプのキャンドルタイプで約50%、ホタルタイプで約60%の省エネになるという(1日10時間点灯×365日)。

  • ゆらぎ点灯タイプは明るさが低下する時間が多いため、常に一定の明るさで点灯するLEDランプよりも積算の消費電力が低くなる