X(旧Twitter)は、今年中に個人間送金決済サービスを開始すると発表した。この発表に、ネットでは「詐欺被害が増えそう」「日本じゃ無理」などと注目が集まっている。
X社が1月9日に公開したブログ投稿では、Xにとって2024年が「変革の年となる」として、「Xは単なるアプリではありません。すべての人のために、体験をシームレスに1つのインターフェイスに統合する『everything app』になりつつあります」と宣言。そして今回、everything appへと至るビジネスパートナー向けの取り組みの一環として、2024年内に「個人間送金決済」(peer-to-peer payments)のサービスをXへ導入するとしている。
同社はこのサービスの導入によって、「より多くのユーザーの利便性と商取引の新たな機会を解放する」と説明している。ただし、記事掲載時点では、詳細な導入時期や具体的な決済の仕組みについては明らかとなっていない。
このほか同ブログ投稿では、Xにおいて、今年はイーロン・マスク (Elon Musk)氏が設立したAI企業「xAI」の技術を活用することで、より関連性の高いコンテンツの表示を強化する方針なども掲げられている。
ネット上では「Twitterがどんどんお金に飲み込まれていく」「偽物アカウントの詐欺被害が増えそうで心配」「その前に色々改善してほしいけどな」「このガバガバセキュリティ&過去のBAN嵐の余波もあって日本じゃ無理だと思います」などの声が寄せられた。