アクアの「SIMPLE+」シリーズは、一人暮らし向けのコンパクトで大容量の2ドア冷凍冷蔵庫。11月上旬から発売されている。ラインナップは、定格内容積が135LのAQR-14P、169LのAQR-17P、200LのAQR-20Pという3モデル。AQR-20Pは二人暮らし世帯にも適している。価格はオープン、推定市場価格はAQR-14Pが50,000円前後、AQR-17Pが66,000円前後、AQR-20Pが77,000円前後。

  • アクア「SIMPLE+」シリーズの冷凍冷蔵庫

3モデルのうちAQR-17PとAQR-20Pは、このクラスとしては大容量の67L冷凍室を装備(食品収納スペースの目安は45L)。従来モデルと比較して約115%の容量アップを図り、需要が高まっている買いだめ、作り置き、冷凍食品の保存に配慮した。あわせて、浅型2段と深型1段の3段バスケットすることで、冷凍室内の食品を整理しやすくしている。

冷蔵室(AQR-17Pは102L、AQR-20Pは133L)には、棚板として奥行きが長いノーマル棚、奥行きがその半分のハーフ棚を用意。ハーフ棚によって冷蔵室内のレイアウトを変えられるため、背の高いビン類や奥行きのある鍋といった大きな物も収納できる。ドアの閉め忘れを知らせるドアアラーム付き。

  • 3段バスケットの冷凍室

  • 冷蔵室のノーマル棚とハーフ棚のレイアウト例

本体サイズもコンパクトにまとめ、設置するとき背面にスペースがいらない「壁ピタ設置」が可能。トップテーブルは耐熱100℃仕様なので、電子レンジやオーブンレンジを置ける。ドアのオープンは各モデルとも右開き。

AQR-17Pの本体サイズは幅530×奥行き501×高さ1,225mm、重さは42kg、年間消費電力量は303kWh、本体カラーはダークシルバー。

AQR-20Pの本体サイズは幅530×奥行き601×高さ1,375mm、重さは45kg、年間消費電力量は309kWh、本体カラーはダークシルバーとスノーホワイト。

  • 定格内容積が169LのAQR-17P

  • 定格内容積が200LのAQR-20Pは、ダークシルバーとスノーホワイトの2色

135LモデルのAQR-14Pは、進学などで初めて一人暮らしをする人に適した1台。冷蔵室は85L、冷凍室は50L、本体サイズは幅500×奥行き568×高さ1,184mm、重さは37kg、本体カラーはダークシルバー。冷蔵室のハーフ棚はなく、冷凍室は2段となる。

  • 定格内容積が135LのAQR-14P