楽天モバイルは10月25日より、データ通信専用の「Rakuten最強プラン(データタイプ)」から音声通話対応の音声SIM「Rakuten最強プラン」への変更受付を開始した。Webサイト「my楽天モバイル」から手続きを行える。アプリ版「my楽天モバイル」からの手続きは、受付開始時点では非対応。

  • Webサイト「my楽天モバイル」

    。受付開始時点では、Webサイト「my楽天モバイル」からのみ手続きが可能

「Rakuten最強プラン(データタイプ)」はデータ通信のみが可能な料金プラン。Android/iOSの標準通話アプリでの音声通話および緊急通話だけでなく、「Rakuten Link」アプリでの通話やキャリアメール(楽メール)の利用もできないが、ViberやLINEなどのアプリを利用した通話は行える。

契約時に音声通話が可能な通常プランでは必要となる本人確認書類の提出が不要で、手続きが簡単だというのがひとつのメリット。月額料金は1,081円。通常プランではデータ通信3GBまで1,078円、3GB超過後20GBまで2,178円、20GB超過後3,278円という月額料金なので、3GB以上のデータ通信を行うデータ通信を費用も抑えられるというのがメリットとなる。

  • データプラン/通常プランの機能の相違点

    データプラン/通常プランの機能の相違点(楽天モバイルWebサイトより)

これまで、データ専用プランから通常プランへの変更にはいったんデータ専用プランを解約する必要があったが、変更受付が開始されたことにより解約を挟むことなく通常プランへ移行できるようになる。

具体的な変更手続きの方法は、楽天モバイルのWebサイトで紹介されている。この中でも解説されているが、プラン変更前に契約していたオプションサービスはプラン変更後も継続される。また、通常プランの契約には本人確認が必要となるため、本人確認書類のアップロードが必要で、本人確認書類に不備などがあった場合は申し込みはキャンセルとなる。

本人確認に問題がなければ、必要書類が転送不要郵便で送付されるため、そこに同封されるQRコードを読み取ってmy楽天モバイルにログインすると手続きは完了となる。この転送不要郵便を受け取るため、楽天モバイルに登録している住所に変更などがあった場合は手続きに先立って登録内容を更新しておく必要がある。

データプランから通常プランへの変更を行った月は、変更前/変更後のデータ通信利用量を合算し、その通信量に基づいて通常プランの月額料金として請求される。