ニコンは10月11日、Zマウント用の超望遠レンズ「NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S」を発表した。600mmの超望遠ながら、PF(位相フレネル)レンズの採用で全長は278mm、重さは約1,390gと小型軽量に仕上げた。テレコンバーターにも対応し、最大1,200mm相当の超望遠撮影も可能。

価格はオープンで、発売は10月27日。

  • フルサイズ対応の超望遠レンズ「NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S」

明るさを抑えつつ、PF(位相フレネル)レンズを採用することで、大幅な小型軽量化や低価格化を図ったフルサイズ対応の超望遠レンズ。「S-Line」に属する高画質モデルで、ゴーストやフレアを低減するナノクリスタルコートも施している。

  • PF(位相フレネル)レンズの採用で小型軽量に仕上げた

純正のテレコンバーター「Z TELECONVERTER TC-1.4x」「Z TELECONVERTER TC-2.0x」に対応しており、最大1,200mm相当の超望遠撮影が可能。

  • マウント:ニコン Z マウント
  • 焦点距離:600mm
  • 最大口径比:1:6.3
  • レンズ構成:14群21枚(EDレンズ2枚、SRレンズ1枚、PFレンズ1枚、ナノクリスタルコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあり)
  • 画角:4°10′(撮像範囲 FX)、2°40′(撮像範囲 DX)
  • 寸法:約106.5mm(最大径)×278mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
  • 質量:約1,470g(三脚座を含む)、約1,390g(三脚座なし)