4,000円台で買える高冷却のミニタワー

Zalmanの「T3 Plus」は、4,500円前後という安さが特徴のmicroATXケースだ。低価格ながら、サイドは工具不要の強化ガラスパネルを採用。フロントには縦長の吸気口を備え、エアフローにも優れている。ファンは、標準でフロント/リアに1個ずつ搭載。最大8個まで増設が可能だ。グラフィックスカードは最長29cmまで対応する。

  • Zalmanの「T3 Plus」。フロントには縦長の吸気口を備え、エアフローに優れる

  • 内部はスタンダードな構成。フロントは12cmのトリプルファン化も可能だ

約50万円の限定水冷ケースが予約開始

EK Water Blocksから水冷ケース「EK-Quantum Torsion A60 - Limited Edition」が登場、オリオスペックにて予約が開始された。アルミの削り出しという高級仕様のため、価格は498,000円と高いものの、限定777台というプレミアモデルとなっている。カラーはブラックとシルバーが用意され、12月頃の発売予定。

  • EK Water Blocksの「EK-Quantum Torsion A60 - Limited Edition」

  • カラーは2色を用意。フロントはリザーバータンクで、トップはオープンだ

フロントには、フラットリザーバータンクとD5ポンプを搭載。ラジエータは「EK-Quantum Surface P360」を3つまで設置可能だ。面白いのは、マザーボードトレイに、ケーブル配線用の専用溝が用意されていること。これにより、ケーブルをすっきりまとめることができる。サイズは485(H)×276(W)×476(D)mm、重量は22kg。

  • 内部のレイアウト。マザーボードトレイに、ケーブル用の溝が掘られている

  • この専用溝を使えば、こんな風にオシャレにケーブルをまとめて配線できる

M.2 NVMe SSDを裏面に増設するカード

アイネックスの「AIF-11」は、M.2 NVMe SSDを1台増設できるPCI Expressカードだ。特徴は、SSDをカードの裏面側に搭載すること。通常の製品だと、マザーボード最下段のスロットに設置した場合、マザーボード上のコネクタと干渉しやすいが、この製品の配置ならそれを避けることができる。ヒートシンクが付属し、価格は2,200円前後。

  • アイネックスの「AIF-11」。通常とは逆の面にM.2 NVMe SSDを搭載する

  • このような位置関係になるため、マザーボード上のコネクタに干渉しない