米MetaのSNS「Threads」にキーワード検索機能が近々追加されると、マーク・ザッカーバーグCEOが自身のThreadsアカウントで明らかにした。

今年7月にデビューしたThreadsは、イーロン・マスク氏による買収から混乱が続くTwitterのライバルサービスとして注目を集め、公開から5日間で登録者が1億人を超え、スタートは上々だった。しかし、TwitterにはあってThreadsにはない機能がいくつかあり、その機能不足に不満を感じる利用者が少なからずいたため、サービス開始からしばらくしてピーク時からデイリーアクティブユーザーが約8割減少した。特にユーザーが不満に思っていたのは、投稿を閲覧するだけのWeb版と、ユーザーアカウントを調べるのに利用が限られた検索機能だった。

Threadsの機能拡充に努めるMetaは、7月に時系列フィードを追加し、そして8月には基本機能を備えたWeb版の提供を開始した。キーワード検索機能が追加されれば、SNSとして使いやすさと有用性が向上するだろう。

TechCrunchによると、Metaはすでにオーストラリアとニュージーランドでキーワード検索機能のテストを開始しており、英語圏から展開していく予定だ。