ヤフーは8月28日、「Yahoo!天気」アプリのiPhone版において、「雨雲レーダー」に線状降水帯の発生状況が視覚的にわかる機能を追加した。
線状降水帯とは、次々と発生した積乱雲が列をなし同じ場所を通過することで、数時間にわたって大雨を降らせる現象。近年の集中豪雨のパターンのひとつとして注目され、予報などでもよく見聞きするキーワードとなっている。
Yahoo!天気アプリでは、気象庁が発表するデータに基づき、線状降水帯が発生した際にはその降水域を「雨雲レーダー」に重ねて表示する。1時間前から30分先まで、10分間隔で発生の有無および推移を確認できる。7月からAndroid版で先行提供されていた機能で、好評を受けてiPhone版にも実装された。